RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルに入出力障害が発生した場合、システムメッセージ“qdg03121u”、“qdg03420u”、または“qdg13273u”が出力されます。この場合は、rdbrcvdicコマンドによってRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリを行ってください。
RDBディレクトリファイルには、以下の2種類があります。
ユーザログテーブル用のRDBディレクトリファイル
RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイル
RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリは、基本的には以下の4種類の方法があります。
RDBディクショナリとRDBディレクトリファイルのリカバリ
RDBディクショナリとRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルのリカバリ
RDBディレクトリファイルのリカバリ
RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルだけをリカバリ
ユーザログテーブル用のRDBディレクトリファイルを高速にリカバリする方法として、以下の方法もあります。
インクリメンタルリカバリによるリカバリ
異常が発生したファイルや運用形態などから、適切なリカバリ方法を選択し、リカバリを行ってください。リカバリ方法の選択の目安を以下に示します。
リカバリする資源 | リカバリバターン | リカバリ方法 |
---|---|---|
RDBディクショナリ | (2) | |
DIR_FILE1 | (3) | |
DIR_FILE2 | (4) | |
RDBディクショナリとDIR_FILE1 | (1) | |
RDBディクショナリとDIR_FILE2 | (2) | |
DIR_FILE1とDIR_FILE2 | (3) | |
RDBディクショナリとDIR_FILE1とDIR_FILE2 | (1) |
DIR_FILE1 : ユーザログテーブル用のRDBディレクトリファイル
DIR_FILE2 : RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイル
RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリは、Symfoware/RDB停止中に行います。