以下のようにワークユニット定義ファイルを作成します。
ファイル名は任意(半角英数字)で構いません。
| [WORK UNIT]
  Name: SYNCWU                                              ------ 1
  Kind: CORBA                                               ------ 2
[Control Option]
  Path: /opt/FJSVibs/bin                                    ------ 3
  Current Directory: /opt/FJSVibs/var/deployment/mlserver/SYNCWU/current
                                                            ------ 4
  Library for Application: /opt/FJSVibs/lib                 ------ 6
  Library for Application: /opt/FJSVapclg/lib
  Library for Application: /opt/FJSVod/lib/nt
  Library for Application: /opt/FJSVcbl/lib
  Library for Application: /opt/FSUNbsort/lib
  Library for Application: /opt/FJSVrdb2b/lib
  Environment Variable:LANG=ja_JP.UTF-8                     ------ 7
  Environment Variable: NLSPATH=/opt/FJSVcbl/lib/nls/%L/%N.cat:/opt/FJSVcbl/lib/nls/C/%N.cat:/opt/FSUNbsort/lib/nls/%L/%N.cat:/opt/FSUNbsort/lib/nls/C/%N.cat
  Environment Variable: SQLRTENV=/opt/FJSVibs/var/deployment/mlserver/SYNCWU/current/fssqlenvc
[Application Program]
  Executable File: apfwscntmain_nt                          ------ 8
  Environment Variable: APFW_BUSINESS_NAME=SYNC01           ------ 7
  Impl ID: SYNC01                                           ------ 9
  Concurrency: 1                                            ------ 10
  Maximum Processing Time: 60                               ------ 11 | 
注意
記述例は、サーバがSolarisおよびLinuxの場合の例です。
Windows環境で使用する場合、パスのディレクトリ区切り文字は“\”です。
| No | 項目名 | 設定内容 | 必要性 | 
|---|---|---|---|
| 1 | Name | ワークユニットの名前を指定してください。 
 | 必須 | 
| 2 | Kind | “CORBA”を指定してください(固定)。 | 必須 | 
| 3 | Path | 
 
 
 | 必須 | 
| 4 | Current Directory | カレントディレクトリを絶対パスで指定します。値は任意です。 | 必須 | 
| 5 | 
 | 業務アプリケーションで、外部ライブラリの参照が必要な場合は、ここにパスを追加してください。 | 省略可 | 
| 6 | Library for Application | 次のライブラリを指定します。 
 必須 スレッドモード時必須 プロセスモード時必須 COBOL使用時必須 Symfoware使用時必須 Oracle使用時必須 
 必須 スレッドモード時必須 プロセスモード時必須 COBOL使用時必須 Symfoware使用時必須 Oracle使用時必須 注) Intel64版NetCOBOLの場合は、代わりに以下を指定してください。 /opt/FJSVcbl64/lib 
 設定する必要はありません。 注意 ${ORACLE_HOME}には、Oracleのホームディレクトリを指定してください。 業務アプリケーションで、外部ライブラリの参照が必要な場合は、ここにパスを追加してください。 | Solaris、 Linuxで必須 | 
| 7 | Environment Variable | “表D.1 環境変数”を参照してください。 | - | 
| 8 | Executable File | スレッドモード/プロセスモードに応じて、次の名前を指定します。 
 スレッドモード プロセスモード 
 スレッドモード プロセスモード | 必須 | 
| 9 | Impl ID インプリメンテーションリポジトリID | システムで一意な、最大255文字までのASCIIコード(印字可能文字)からなる任意の文字列を指定します。 | 必須 | 
| 10 | Concurrency | 1~255の整数値で指定します。省略時は1が設定されます。範囲外の値を指定した場合、WU登録できません。 | 省略可 | 
| 11 | Maximum Processing Time | 0~86400の整数値で指定します。省略した場合、または0を指定した場合は時間監視を行いません。 注意 CORBAサービスの動作定義ファイルに設定するperiod_receive_timeoutより小さい値を設定してください。 | 省略可 | 
その他の定義項目については、“Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド”を参照してください。
| 名前 | 説明 | 必要性 | 
|---|---|---|
| APFW_BUSINESS_NAME | インプリメンテーションリポジトリIDと同じ値を、Application Programセクションに指定してください。 | 必須 | 
| APFWRC_ORACLE | Oracleを利用する場合に指定します。 | 省略可 | 
| NLSPATH | COBOLランタイムのエラーメッセージファイルの格納PATHを指定します。固定で次の値を設定します。 
 
 注) Intel64版NetCOBOLの場合は、代わりに以下を指定してください。 /opt/FJSVcbl64/lib/nls/%L/%N.cat:/opt/FJSVcbl64/lib/nls/C/%N.cat:/opt/FJSVXbsrt/lib/nls/%L/%N.cat:/opt/FJSVXbsrt/lib/nls/C/%N.cat 
 | COBOL使用時必須 | 
| LANG | 文字コードを指定します。 
 ja_JP.PCK ja ja_JP.UTF-8 
 ja_JP.eucJP ja_JP.UTF-8 
 | 必須 | 
| SQLRTENV | Symfoware Serverを利用する場合に指定します。 | Symfoware Server使用時必須 | 
| RDBNAME | Symfoware ServerにRDBシステム名をつけて運用する場合のRDBシステム名を指定します。 注意 データベースシステムとの接続方法がリモート接続の場合は、RDBNAMEを指定する必要はありません。 | Symfoware Server使用時任意 | 
| ORACLE_BASE | Oracleを利用する場合に指定します。 | Oracle使用時必須 | 
| ORACLE_HOME | Oracleを利用する場合に指定します。 | Oracle使用時必須 | 
| ORA_NLS10 | Oracleを利用する場合に指定します。 注意 ${ORACLE_HOME}には、Oracleのホームディレクトリを指定してください。 | Oracle使用時必須 | 
| NLS_LANG | Oracleを利用する場合に指定します。 
 Japanese_Japan.JA16SJIS Japanese_Japan.JA16SJISTILDE Japanese_Japan.JA16EUC Japanese_Japan.UTF8 Japanese_Japan.AL32UTF8 
 Japanese_Japan.JA16EUC Japanese_Japan.UTF8 Japanese_Japan.AL32UTF8 
 Japanese_Japan.JA16SJIS Japanese_Japan.JA16SJISTILDE Japanese_Japan.UTF8 Japanese_Japan.AL32UTF8 | Oracle使用時必須 | 
| 
 | COBOLアプリケーションを動作させる場合に設定します。固定で次の値を設定します。 | COBOL使用時必須 | 
| 
 | COBOLアプリケーションを動作させる場合に設定します。固定で次の値を設定します。 | COBOL使用時必須 | 
注意
以下の設定箇所では、業務アプリケーションの文字コードに合わせて統一した値を設定する必要があります。
環境変数 LANG
環境変数 NLS_LANG
CORBAアプリケーション情報定義ファイルにおけるlocale
アプリケーション連携実行基盤定義ファイルにおけるserver-charset