Systemwalker Operation Manager Enterprise Editionを導入した場合に実現できる内容について説明します。
大規模なバッチ業務運用を実現します
以下に、SE版との違いを示します。
1つのプロジェクトに登録できるジョブネット数の制限がありません。(SE版の場合は255個まで)。
1つのグループにジョブネットを255個まで登録できます (SE版の場合は50個まで)。
複数サブシステム運用により、バッチジョブ大量登録によるスケジューリング遅延がなくなります。
スケジュールを分散する運用により、大量バッチジョブのスケジュールを複数のサーバに分散し、スケジュールジョブの実行負荷を軽減できます。
基幹業務でのバッチ業務に対する高信頼性を実現します
以下に、SE版との違いを示します。
複数のサブシステムを運用することにより、運用系とテスト系を同一マシンで実施することができます。
各種のクラスタ運用形態をサポートすることにより、バッチ業務の高可用性を実現できます。
注意
EE版の場合、1つのプロジェクトに登録できるジョブネット数の制限はありませんが、スケジュールどおりに問題なくジョブネットが起動されるかどうか、十分に検証を行ってから運用する必要があります。性能のチューニングについては、“2.2.4 参考情報(ノウハウなど)”を参照してください。