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Systemwalker Operation Manager  解説書
Systemwalker

1.1.4 Systemwalker Operation Managerでの業務の構成

Systemwalker Operation Managerでは、業務は以下のように構成されると考えています。

プロジェクト

業務内容で分類する最大単位です。管理者権限を持つユーザだけが作成でき、ジョブネットやジョブの更新、操作および参照の権限を持つユーザを登録できます。

グループ

必要に応じて作成できる、関連のあるジョブネットの集合です。ジョブネットの実行順序を制御できます。

ジョブネット

関連のあるジョブの集合です。ジョブネット単位に起動・停止の制御を行います。日時スケジュール、イベント発生、メール受信などを起動条件として指定できます。

ジョブネットの中に別のジョブネットをジョブとして登録し、ジョブネットを階層化することもできます。ジョブネットは5階層まで登録できます。

ジョブ

業務を処理するための個々のシェルスクリプト、実行プログラム、業務手続き言語(JCL)などをジョブと呼びます。ジョブ単位に優先順位を制御することができます。扱えるジョブについては、“1.1.3 Systemwalker Operation Managerで扱うジョブ”を参照してください。

ジョブステップ

業務手続き言語(JCL)を構成する処理手続きの最小単位です。

ポイント

業務手続き言語(JCL)とは

複雑な業務の手順を容易に記述できる、ジョブの実行制御に適した言語です。ジョブステップの概念を採り入れ、ジョブステップの構成で業務の手続きを記述します。