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Systemwalker Operation Manager  マスタスケジュール管理機能説明書
Systemwalker

2.4.1 管理サーバの環境設定

管理サーバの環境設定をする手順を説明します。管理サーバでは、サブシステムごとに以下の環境設定ができます。

操作手順

  1. [マスタスケジュール管理環境設定]ダイアログボックスの[設定項目]で、環境設定をしたいサブシステムの[配付]/[スケジュール]/[通知]を選択します。

    →[配付]/[スケジュール]/[通知]に関する設定をするウィンドウが表示されます。

    図2.1 [配付]に関する設定をするウィンドウ

    配付失敗時の待機間隔、配付失敗時のリトライ回数、配付時の転送ファイルを分割するかどうか、分割する場合はファイル分割サイズを指定します。

    注意

    [配付]に関する設定をするウィンドウは、スケジュールサーバが登録されている場合のみ、表示されます。【UNIX版】

    図2.2 [スケジュール]に関する設定をするウィンドウ

    スケジュール管理、持ち越し打ち切り時の動作、日変わり時刻時のスケジュール対象を指定します。

    図2.3 [通知]に関する設定をするウィンドウ

    通知に関する設定をします。このチェックボックスにチェックした内容が、イベントログ/SYSLOGに通知されます。

    • スケジュールの開始を通知する

      MpStem:INFO: 10001: スケジュール情報の作成を開始しました。(yyyymmdd)

    • スケジュールの終了を通知する

      MpStem:INFO: 10002: スケジュール情報の作成を完了しました。(yyyymmdd)
      MpStem:INFO: 10003: スケジュール情報は既に作成済みのため、作成されませんでした。(yyyymmdd)

    • 運用変更の完了を通知する

      MpStem:INFO: 10006: 運用変更が正常に行われました。

    • 日変わり時刻を越えて未完了のジョブネットがある場合に通知する

      MpStem:INFO: 10010: 前日までに終了していないジョブネットが存在しています。

    メッセージの詳細は、“Systemwalker Operation Manager メッセージ説明書”を参照してください。

  2. それぞれの設定が完了したら[適用]ボタンをクリックして設定を保存します。すべての設定が完了してから、[すべて適用]ボタンをクリックしてもすべての設定が保存されます。

  3. [終了]ボタンをクリックして、[マスタスケジュール管理環境設定]ダイアログボックスを閉じます。[適用]または[すべて適用]で設定内容を保存していない場合、「設定が変更されています。すべて適用しますか?」のメッセージが表示され、[はい]/[いいえ]/[キャンセル]から選択できます。[いいえ]を選択すると、定義した情報は破棄されるので注意してください。

ポイント

スケジュール情報の保管について

[スケジュール]に関する設定をするウィンドウで設定する、[スケジュール状況管理日数]では、[マスタスケジュール管理状況監視[全体状況]]ウィンドウ、[マスタスケジュール管理状況監視[詳細状況]]ウィンドウなどのウィンドウで監視、操作可能な情報の日数を指定します。

[スケジュール情報を保管する世代数]では、過去のスケジュール情報を保管する世代数を指定します。[ジョブネットが未完了の場合は削除しない]/[ジョブネットの状態を無視して削除する]は、保管する世代数を超えたときの、スケジュール情報の削除方法の指定です。