ジョブスケジューラ 1.0から本バージョンへ移行する場合の非互換項目を以下に示します。
本バージョンに移行するには、“移行時の注意事項と非互換項目の確認範囲”を参照して、移行時の注意事項と非互換項目を順番に確認してください。
非互換項目
ジョブの起動時に、ジョブネットが登録されているプロジェクトの、プロジェクトの所有者のドットファイル(.付きのファイル)が読み込まれて実行されるように変更されています。ジョブスケジューラデーモン起動時のSHELL環境変数に指定されたシェルのドットファイルを実行するか、ユーザのログインシェルのドットファイルを実行するかについては、システム管理者のシェル戦略に依存します。
ドットファイルの中で端末設定等の作業を行っている場合は、その部分が実行されないようにする必要があります。
◆参照:
“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”の“ジョブとしてシェルスクリプトを考える”
[対処方法]
なし
ジョブスケジューラから起動されるジョブの実行ディレクトリのデフォルト値が、ジョブスケジューラのデータベースディレクトリから、ジョブネットの登録されているプロジェクトの所有者のホームディレクトリに変更されています。
[対処方法]
なし