V13.2.0以前のバージョンで変更された機能について説明します。
V13.2.0
追加された機能
機能名 | 追加された機能 |
---|---|
電源制御装置の追加 | サーバの電源制御に必要な電源制御装置に以下の電源制御装置が追加されました。
詳細については、以下のマニュアルを参照してください。
“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”の“電源制御方法を設定する”および“電源スケジュールを設定する” |
アクセス権(登録権)の追加 | アクセス権(参照権、操作権、更新権)にプロジェクト配下のジョブネットおよびグループを登録、変更するのみの登録権が追加されました。 詳細については、以下のマニュアルを参照してください。
“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”の“プロジェクトにアクセス権を設定する” |
実行ユーザの制限【UNIX版】 | 実行ユーザ制限リストに記述されたユーザだけがジョブを実行できる定義が追加されました。 詳細については、以下のマニュアルを参照してください。
|
監査ログの出力 | Systemwalker Operation Manager上で行われた操作の記録を、監査ログファイルに出力できるようになりました。監査ログは、Systemwalker Operation Managerをインストールした時点では、出力されるように設定されています。これにより、いつ、誰が、どこで、どのような操作を行ったかが確認できるようになります。 詳細については、以下のマニュアルを参照してください。
|
メッセージ連携のジョブネットの持ち越し | 起動条件が[メッセージ事象発生時のみ起動]となっている、メッセージ連携で起動するジョブネットの持ち越しができるようになりました。 持ち越しを行う場合、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[メッセージ]シートで定義します。 詳細については、以下のマニュアルを参照してください。
|
|
また、同一の運用日のスケジュール情報に対してメッセージ事象を発生させる場合に、未適用のジョブネットに対してメッセージ事象が有効となる指定(-sオプション)も可能になりました。 詳細については、以下のマニュアルを参照してください。
|
|
詳細については、“Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書”の“ポリシー情報の抽出/配付”を参照してください。 |
終了コードの意味詳細化 | 実行属性がジョブ実行制御属性またはInterstage属性のジョブネットのジョブについて、ジョブ実行制御がジョブスケジューラに通知する終了コード(実際の終了コード)が[監視-ジョブ]ウィンドウ-[前回履歴]シートの[終了コード]で表示されるようになりました。 詳細については、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”の“スケジュールジョブを監視する”および“スケジュールジョブの前回履歴表示”を参照してください。 |
APIのサポートOS追加 |
詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。 |
|
運用日管理情報については、日付単位で表示されます。 詳細については、“Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書”の“マスタ設定”を参照してください。 |
接続先ホスト名をタイトルに表示 | 以下のウィンドウのタイトルバーに、接続先ホスト名、サブシステム番号、およびプロジェクト名が表示されるようになりました。[登録/監視-ジョブ]ウィンドウおよび[監視-ジョブネット]ウィンドウは、表示設定を行った場合のみとなります。
詳細については、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”の“接続先ホスト名の表示について”を参照してください。 |
ガントチャートの自動スクロール | [ガントチャート]ウィンドウでは、更新時刻や更新時刻に最も近い起動予定時刻を持つジョブネットを、常に[ガントチャート]ウィンドウの中心に自動スクロールして表示させることができるようになりました。 更新時刻とは、情報を更新した時のシステム時刻です。ただし、仮想時間を設定している場合は仮想時間となります。
自動スクロールは、以下の場合に利用できます。
詳細については、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”の“ガントチャートの自動スクロールについて”を参照してください。 |
コマンド改善 |
詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。 |
スケジュール分散機能のサポートOS追加 | AIX版でスケジュール分散機能が利用できるようになりました。 詳細については、“Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書”を参照してください。 |
V13.1.0
追加された機能
機能名 | 追加された機能 |
---|---|
スケジュール分散機能【Windows版】 | Windows版でスケジュール分散機能が利用できるようになりました。ただし、1台のサーバで管理サーバもスケジュールサーバも兼ねる運用形態のみサポートしています。詳細については、“Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書”を参照してください。 ・stemsetdbpath クラスタ用DBディレクトリ変更コマンド 上記コマンドの詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”の“スケジュール分散コマンド”を参照してください。 |
Systemwalker Operation Managerのスタートアップアカウントのパスワード変更【Windows版】 | pwchangeo パスワード変更コマンドを使用して、Systemwalker Operation Managerのスタートアップアカウントのパスワードが変更できるようになりました。 ・“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”の“スタートアップアカウントのパスワードを変更する” |
V13.0.0
追加された機能
機能名 | 追加された機能 |
---|---|
ジョブスケジューラ | [ジョブネットのプロパティ]ウィンドウの[起動日]シートの[基準情報]に[営業日基準]が追加されました。これにより、その月の月初め日から何日目、または月締め日から逆算して何日目の営業日というパターンで起動日を設定することが可能となりました。 |
ジョブスケジューラ | [ジョブ一覧]/[ジョブネット一覧]ウィンドウにおいて、確認操作を有効にしており、ジョブネットおよびグループが異常終了/強制終了した場合に、“(確認操作の必要あり)”が表示されるようになりました。また、[ジョブ一覧]ウィンドウでは、メッセージ待ちが“あり”の場合、[発生状況]ボタンが表示され、メッセージ事象の発生状況が容易に確認できるようになりました。 |
ジョブスケジューラ | 起動日を設定したジョブネットを子ジョブネットとして登録できるようになりました。 |
ジョブスケジューラ | ジョブネット/グループをプロジェクト単位で一括して操作(停止/停止解除/無効/無効解除)できるようになりました。 |
ジョブスケジューラ | Oracle E-Business Suiteコンカレント用ジョブのジョブアイコンが追加されました。 |
ジョブスケジューラ | Interstage Job Workload ServerのバッチフレームワークジョブがSystemwalker Operation Managerで扱えるようになりました。 |
ジョブスケジューラ | [複数サーバ監視]ウィンドウにおいて、登録した監視ホストの定義を切り替えられるようになりました。 |
カレンダ | [カレンダの保存]ウィンドウにおいて、休日情報(ジョブネットの起動日)の反映開始日が設定できるようになりました。 |
ジョブ実行制御 | [運用情報の定義]ウィンドウに[ネットワーク]シートが追加されました。これにより、接続リトライの間隔と回数が変更できるようになりました。 |
スケジュール分散機能【UNIX版】 | HP-UX版において、スケジュール分散機能が追加されました。 |
スケジュール分散機能【UNIX版】 | 過去のスケジュール状況が“未実行”の場合の“スケジュール実行”ができるようになりました。 |
スケジュール分散機能【UNIX版】 | 当日のスケジュール状況が“ない”場合の“再スケジュール”ができるようになりました。 |
スケジュール分散機能【UNIX版】 | 作成済みの運用日管理プロジェクトへマスタプロジェクトからジョブネットを個別に投入(抽出・登録)することができるようになりました。 |
スケジュール分散機能【UNIX版】 | [スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウ、[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウから管理サーバの切り替えができるようになりました。 |
スケジュール分散機能【UNIX版】 | [スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウ、[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウからジョブスケジューラ機能の稼働状態が確認できるようになりました。 |
スケジュール分散機能【UNIX版】 | 運用指示が“打ち切り”の場合の日変わり時刻10分前を過ぎてからも実行できるようになりました。 |
スケジュール分散機能【UNIX版】 | スケジュール状況が“適用待機”である運用日にサーバを起動した場合にも、“サーバ起動時に起動”のジョブネットが起動できるようになりました。 |
ジョブネットやジョブを定義する時の制御文の編集(Job Designer) | ジョブネットやジョブを定義する時の制御文をMicrosoft(R) Excelで簡単に編集することができるようになりました。 |
変更された機能
機能名 | 変更された機能 |
---|---|
ジョブスケジューラ | shutdown.exeコマンドが使用できなくなりました。これにより、シャットダウン出口(プログラム)が変更されました。 |
ジョブスケジューラ | [表示開始時刻の設定]ウィンドウで、開始時刻の指定が“時分”から“時”のみになりました。 |
ジョブスケジューラ | ジョブネットが異常終了した場合に、MS-Mailによる通知が設定できなくなりました。 |
ジョブスケジューラ | MS-Mail受信を契機としたジョブネットの起動ができなくなりました。 |
電源制御 | 終了監視オプションにて、MS-Mailが使用できなくなりました。 |
イベント監視・アクション管理 | 電子メール(MS-Mail)による文書の通知ができなくなりました。 |
イベント監視・アクション管理 | 旧バージョンのSystemwalker Operation Managerで提供された“アクション実行API”の、“Mp_SendMSMail”が使用できなくなりました。【Windows版】 |
業務連携 | RASCI.EXEリモートアクセス制御コマンドが使用できなくなりました。 |
業務連携 | 以下のUDPポートを使用しなくなりました。 |
インストール | -新規インストールで、Systemwalker Operation Manager環境設定クライアントが、サーバ機能にはインストールされなくなりました。 -サーバ機能のみインストールした環境をアップグレードインストールした場合、クライアント機能もインストールされます。 |
その他 | 一部のメッセージについては、改善されていますので、出力されるメッセージが異なります。詳細は、“3.7 V12.0L10/12.0/V12.0L11/12.1からV13.0.0/V13.1.0への移行”を参照してください。 |
12.1
追加された機能
機能名 | 追加された機能 |
---|---|
Solaris 10に対応 | Solaris 10のGlobal ZoneおよびNon-global ZoneでSystemwalker Operation Managerが運用できます。ただし、サーバ電源制御は、Zone機能を利用した運用をサポートしていません。 |
V12.0L10/12.0
追加された機能
機能名 | 追加された機能 |
---|---|
拡張ユーザ管理機能【UNIX版】 | 拡張ユーザ管理機能が追加されました。Systemwalker Operation Managerの各機能を利用するユーザを、OS上ではなく、Systemwalker Operation Manager上に登録し、管理できます。 |
Systemwalker Centric Managerとの連携 | Systemwalker Centric Managerとの連携において、Systemwalker Centric Managerの監視画面のイベント一覧から、異常終了したジョブネットの[ジョブネットの監視]ウィンドウを直接表示させる機能が追加されました。 |
ジョブスケジューラ | 複数サーバ監視において、以下の機能が追加されました。 |
ジョブスケジューラ | jobschsetprojectコマンドの引数として指定するプロジェクト制御文において、更新権ユーザの指定が可能となりました。 |
ジョブスケジューラ | ウィンドウの“リフレッシュ間隔”および“[操作の確認]ダイアログボックス表示/非表示”の設定がウィンドウから可能になりました。 |
ジョブスケジューラ | [業務選択]ウィンドウが以下のように改善されました。 |
ジョブスケジューラ | [メッセージ事象一覧]ウィンドウが以下のように改善されました。 |
ジョブスケジューラ | ジョブスケジューラ情報の印刷が、以下のように改善されました。 |
ジョブ実行制御 | Systemwalker Operation Managerの運用中に、分散実行先のホストを追加/削除できるようになりました。 |
スケジュール分散機能【UNIX版】 | Linux版/Linux for Itanium版において、スケジュール分散機能が追加されました。 |
スケジュール分散機能【UNIX版】 | jobschprint -f(-F)/-g(-G)コマンド(ジョブネットの履歴情報の出力)に相当する、スケジュール分散機能のstemprint -f(-F)/-g(-G)コマンドが追加されました。 |
スケジュール分散機能【UNIX版】 | jobschprint -n(-N)コマンド(ジョブネットの現在の状態を出力)に相当する、スケジュール分散機能のstemprint -n(-N)コマンドが追加されました。 |
スケジュール分散機能【UNIX版】 | 当日のスケジュールが“なし”の場合、“スケジュール取り消し”ができるようになりました。 |
共通コマンド | 製品情報を表示する以下のコマンドが追加されました。 |
V12.0L10/12.0
変更された機能
機能名 | 変更された機能 |
---|---|
ジョブ実行制御 | 分散実行機能を使用する場合、同一ホストグループに、同じ名前のホストを追加できなくなりました。詳細は、“3.6 V11.0L10/11.0からV12.0L10/12.0/V12.0L11/12.1への移行”を参照してください。 |
その他 | 一部のメッセージについては、改善されていますので、出力されるメッセージが異なります。詳細は、“3.6 V11.0L10/11.0からV12.0L10/12.0/V12.0L11/12.1への移行”を参照してください。 |