ページの先頭行へ戻る
Interstage Job Workload Server V9.3.0 バッチ開発ガイド
Interstage

6.2 C言語アプリケーションの配備

C言語アプリケーションの配備作業の流れは以下です。

配備に必要なファイル生成の概要

C言語実行基盤インタフェース生成ツール(apfwconvcコマンド、Windows(R)の場合は、apfwconvwcコマンド)を実行することにより、“IDLファイル”と“アプリケーション情報入力ファイル”から以下のファイルを生成します。


C言語アプリケーションの配備に関連する資材の一覧を以下に示します。

資材

インタフェース生成

コンパイル/リンク

配備

説明

C言語プログラム

  

指定する資材

  

バッチアプリケーションのC言語のソースプログラムです。

IDLファイル

指定する資材

  

  

バッチアプリケーションのインタフェースを記述するファイルです。C言語実行基盤インタフェース生成ツールの実行時に指定するファイルです。

アプリケーション情報入力ファイル

指定する資材

  

  

C言語実行基盤インタフェース生成ツールの実行時に指定するファイルです。
バッチアプリケーション名、ライブラリ名、インタフェースなどをバッチ実行基盤に通知するための情報を設定します。

C言語実行基盤インタフェース

生成される資材

指定する資材

  

C言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの1つです。C言語プログラムのコンパイル/リンク時に使用します。バッチ実行基盤とバッチアプリケーションを繋ぐためのインタフェースです。実行基盤インタフェースとも呼びます。

アプリケーションインタフェース定義ファイル

生成される資材

  

配備する資材

C言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの1つです。バッチアプリケーションの関数名、パラメタ名、型などのインタフェース情報を定義したファイルです。バッチアプリケーションを配備する場合に指定します。指定したファイルは、バッチ実行基盤の動作時に読み込まれ、処理が行われます。

アプリケーション呼出し定義ファイル

生成される資材

  

配備する資材

C言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの1つです。バッチアプリケーション名、関数名、ライブラリ名を定義し、バッチアプリケーションを配備する場合に指定します。指定したファイルは、バッチ実行基盤の動作時に読み込まれ、処理が行われます。

バッチアプリケーション(ライブラリ)

  

生成される資材

配備する資材

バッチジョブで実行するアプリケーションのライブラリです。C言語プログラムをコンパイル/リンクして作成します。
バッチアプリケーションを配備する場合に指定します。

アプリケーション連携実行基盤定義ファイル

  

  

配備する資材

アプリケーション連携実行基盤で、バッチアプリケーションが使用する文字コードなどを設定するファイルです。

詳細は、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“アプリケーション連携実行基盤定義ファイルの編集”を参照してください。

アプリケーション配備定義ファイル

  

  

配備する際に指定する資材

バッチアプリケーションを配備するための情報を定義したファイルです。アプリケーションの配備コマンドを実行する際に指定します。

詳細は、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“アプリケーション配備定義ファイルの作成”を参照してください。