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Interstage Job Workload Server V9.3.0 運用ガイド
Interstage

2.1.5 ファイルシステムの確認と対処

ファイル資源専用のファイルシステムを確認し、対処する手順を以下に示します。

2.1.5.1 ファイルシステムの容量情報を確認する

ファイル資源専用のファイルシステムの容量情報を確認します。
以下の2つがあります。

ファイルの事前容量チェック機能で使用するファイルシステムの確認

バッチジョブが使用している、ファイルシステムの情報および容量情報を表示して確認します。

情報を表示するコマンドの形式を以下に示します。

btfwdiskinfo -d ディレクトリ名


btfwdiskinfoコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

コマンドを実行した結果、表示される情報の例を以下に示します。

# btfwdiskinfo -d /export/home
Filesystem                Kbytes         Used         Free   %Used  Type  Directory
-----------------------------------------------------------------------------------
/dev/dsk/c0t0d0s7
                         19043938      4639409     14404529   25%    ufs  /export/home

btfwdiskinfoコマンドを実行した結果、容量情報に問題がなくても、ファイル管理の容量情報とOSの管理するディスク容量で不整合が起こる場合があります。

不整合は以下のような場合に起こる可能性があります。

上記の理由により、定期的にbtfwrefreshdiskinfコマンドを実行し、容量情報を更新してください。

btfwrefreshdiskinfコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

ファイルの事前容量チェック機能で使用していないファイルシステムの確認

OSの管理するディスク容量を確認します。

2.1.5.2 ファイルシステムの対処を行う

ファイル資源専用のファイルシステムの容量情報を確認した結果、ファイルシステムの容量が不足していた場合は、“3.4.4 ファイル資源専用のファイルシステムが容量不足になった場合の対処”を参照して対処してください。