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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能利用者ガイド

8.8.5 設備カレンダーを作成する

システム管理者からカレンダーの作成権を与えられていれば、設備カレンダーを作成することができます。
設備カレンダーを作成するには、以下のように操作します。

  1. メインウィンドウの[カレンダー]メニューで、[新規]コマンドをクリックします。
    ⇒ [新規設備カレンダー]ウィンドウが表示されます。

  2. [新規設備カレンダー]ウィンドウには、以下に示す3つのページがあります。それぞれのページで必要な値を指定します。指定する値と指定方法については、オンラインヘルプを参照してください。なお、カレンダー名の指定は省略できません。

    • 全般
      カレンダー名やカレンダーの説明などを指定できます。

    • 詳細情報
      カレンダーに予約を作成できる期間やカレンダーのサイズなどを指定できます。

    • 利用許可
      ユーザがカレンダーを利用できる範囲を指定できます。

  3. [新規設備カレンダー]ウィンドウで、[OK]ボタンをクリックします。
    ⇒ 指定した値に従って、設備カレンダーが作成されます。

ポイント

設備カレンダーにおいて、予約の了承や了承せずの処理を行う特別な管理者がいない場合、すべてのユーザに予約の自動了承権を与えると便利です。

注意

  • 設備カレンダーを所有しているユーザが、共有ディレクトリから削除された場合、そのユーザのエントリの所有権はカレンダーサービスを管理する権利を持つユーザに与えておく必要があります。
    カレンダーサービスを管理する権限がないと、新規所有者は設備カレンダーの削除または変更ができません。

  • サイト間直接アクセスが設定されている状態で、他サイトの設備カレンダーのプロパティを参照した場合、プロパティ情報の[サービス]は、つねに空白となりますが、動作には影響ありません。

Q&A

Q: 自分のカレンダーの内容を消去しました。消去した期間に作成してあった予約には、同じ予約を他のユーザのカレンダーにも作成してあるものがありました。このような予約は他のカレンダーからも削除されますか?
A: 他のカレンダーにも作成してある予約は、他のカレンダーからは削除されません。

Q: 秘書用の利用許可なんてありますか?
業務で役員のスケジュール管理を行っています。そのため、役員に代わって役員のカレンダーの操作を行うための利用許可が必要です。たとえば、表題の表示だけでなく、予約の了承/了承せず、週間メモの編集なども行わなければなりません。役員のカレンダーにどのような利用許可を付与してもらえばいいですか?
A: 秘書権限を付与してもらうことをお勧めします。秘書権限を付与されたカレンダーについては表題の表示、予約の了承/了承せず、週間メモの編集などを行うことができます。ただし、変更、削除関連の操作(カレンダーの変更、削除、利用許可の変更)はできません。詳細については、オンラインヘルプを参照してください。

Q: 設備カレンダーに予約できる期間を設定するには、どうしたらいいですか?
A: 設備カレンダーを作成するときに、[新規設備カレンダー]ウィンドウの[詳細情報]ページで、予約できる期間を設定できます。[新規設備カレンダー]ウィンドウでの操作については、オンラインヘルプを参照してください。

Q: 設備カレンダーを作成するときに最低限指定しなければならない値は何ですか?
A: 最低限指定しなければならない値は、カレンダー名です。他のフィールドは必要に応じて指定します。なお、[全般]ページの所有者フィールドには、自分のユーザ名が初期値として指定されています。自分以外のユーザを設備カレンダーの所有者に指定する場合は、所有者も指定してください。

参照

詳細については、以下に示すCalendarのオンラインヘルプを参照してください。

  • オプション設定

  • 消去

  • 日付の選択

  • カレンダーの変更

  • 設備カレンダー

  • 利用許可