「ソフトウェア辞書」で定義されているウイルス定義ファイルより新しいウイルス定義ファイルが出荷された場合の対応として、出荷予定のウイルス定義ファイルを事前に「ソフトウェア辞書」に定義している製品があります。以下の製品がこの運用をしています。
McAfee社 VirusScan Enterprise
Symantec社 Symantec AntiVirus
Trendmicro社 ウイルスバスター
先読みされた辞書コードにあてはまるかどうかは、[ウイルスパターン詳細]グループのプログラム名のウイルス定義ファイル番号を参照してください。
ソフトウェア稼働状況について
「ソフトウェア辞書」に定義されている製品には、ソフトウェア稼働状況に対応しているものと対応していないものがあります。
対応状況については、「Systemwalkerサポートセンターからのお知らせ」で通知されます。Systemwalkerサポートセンターからのお知らせについては、“Systemwalkerサポートセンターからのお知らせについて”を参照してください。
「Systemwalkerサポートセンター」では、セキュリティパッチが公開されるごとに辞書コードを割り当てています。辞書コードには、限りがあるため、不要になったセキュリティパッチの辞書コードは再利用し、新しいセキュリティパッチに割り当てています。
再利用する辞書コードは、収集値が引き継がれることを防ぐため、その収集値を再利用するたびに、リセットしています。このように、収集値をリセットすることを「ライセンスカウントリセット」といいます。
再利用するタイミングは以下のとおりです。
セキュリティパッチ監査/適用コードの場合
ServicePackや累積セキュリティパッチが出荷された場合に、それらに吸収されたセキュリティパッチ監査/適用コードは不要になります。「Systemwalkerサポートセンター」では、このような不要になった辞書コードを、新しいセキュリティパッチに再利用します。
ウイルス対策ソフトウェア監査コードの場合
ウイルス対策ソフトウェアの「ウイルス定義ファイル」と「エンジン」は、ある一定の期間で辞書コードを再利用しています。
Systemwalkerサポートセンターからのお知らせについて
「SupportDesk Product契約」をされているお客様には、「ソフトウェア辞書」の更新に関する情報を「Systemwalkerサポートセンターからのお知らせ」としてSystemwalkerサポートセンターのWebサイトで公開します。
「Systemwalkerサポートセンターからのお知らせ」では、ソフトウェア辞書の更新に関する情報だけでなく、Systemwalker Desktop Patrolの製品自体についての情報なども一緒に公開します。
「Systemwalkerサポートセンターからのお知らせ」は、以下のタイミングで公開します。
ライセンス系辞書コードの更新時
ライセンス系辞書コードの更新は、更新前に「Systemwalkerサポートセンターからのお知らせ」を公開します。
セキュリティ系辞書コード更新時
セキュリティ系辞書コードの場合、基準レスポンス値に基づいて更新します。「Systemwalkerサポートセンターからのお知らせ」の公開は、更新後に公開します。