この節では、Windows版でのアンインストールの手順を説明します。
■実行に必要な権限
Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。
注意
ユーザー資産のバックアップについて
アンインストール前には、必要に応じてユーザー資産をバックアップしておいてください。バックアップについては、使用手引書「第12章 バックアップ/リストア」を参照してください。
■手順
手順は、以下のインストーラ共通の内容です。ただし、Agent for ServerまたはAgent for Businessの場合で、かつServer Core環境でアンインストールを行う場合は、下記の「Server Core環境でのアンインストール」を参照してください。
Systemwalker Service Quality Coordinator Manager
Systemwalker Service Quality Coordinator Proxy Manager
Systemwalker Service Quality Coordinator Agent for Server
Systemwalker Service Quality Coordinator Agent for Business
Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Manager
Systemwalker Service Quality Coordinator 運用管理クライアント
コントロールパネルで [アプリケーションの追加と削除] または [プログラムの追加と削除] を選択します。
アプリケーションの一覧から削除する製品を選択し、[削除]ボタンを選択します。
「選択したアプリケーションおよびすべてのコンポーネントを完全に削除しますか?」の質問に対して、[はい(Y)]を選択します。
アンインストールが実行されます。
運用管理クライアントの場合は、アプリケーションの一覧から以下を選択し、[削除]ボタンを選択します。
OCMM 7.0
アンインストール後に以下のディレクトリが削除されずに残る場合があります。その場合は削除してください。
インストールディレクトリ
可変ファイル格納ディレクトリ(運用管理クライアント以外の場合)
注意
PDBファイルは、「6.6.1.1 PDB格納先の変更」に示す手順によって、格納先が変更されている場合があります。その場合は手動で削除してください。
レポート管理フォルダ(運用管理クライアントで、レポート管理フォルダを分割している場合)
注意
レポート管理フォルダを分割している場合、レポート管理フォルダに割り当てた仮想ディレクトリについても手動で削除を行ってください。
ポイント
再頒布可能パッケージのアンインストールについて
各インストーラは、インストール時に以下の再頒布可能パッケージがインストールされていないシステムに対し、自動インストールを行います。
【Windows版】
Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable
Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable (x64) ※Windows x64マシンにインストールした場合
各環境の削除時には、自動アンインストールは行われません。
注意
Systemwalker Centric Managerのレポート機能が混在した環境におけるSystemwalker Service Quality Coordinator のアンインストールについて
Systemwalker Centric Manager のレポート機能と、Systemwalker Service Quality Coordinator の運用管理クライアントが混在しているコンピュータでは、運用管理クライアントとSystemwalker Centric Manager レポート機能でグラフ表示に必要なライブラリの設定を共有して使用します。そのため、運用管理クライアントをアンインストールした場合、Systemwalker Centric Manager レポート機能が使用しているライブラリがシステムから登録解除され、レポートの作成に失敗します。
この場合、レポートを表示するためには、Systemwalker Centric Manager レポート機能に付属したコマンド"regfxdll.bat"を実行し、ライブラリをシステムに登録しください。
上記の現象はSystemwalker Centric Manager 13.0以降のレポート機能で発生する可能性があります。
コマンド"regfxdll.bat"については、以下の手順で実行してください。
コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを以下のディレクトリに変更します。
<Systemwalker Centric Manager インストールディレクトリ>\mpwalker\mpreport |
標準の設定でインストールを実施した場合、インストールディレクトリは以下になります。
<C:\Win32APP> |
■例
C:\> cd Win32APP\mpwalker\mpreport |
"regfxdll.bat"を実行します。
■例
C:\Win32APP\mpwalker\mpreport> regfxdll.bat |
アンインストール時に表示される警告メッセージについて
アンインストール時に、「InstallShield Wizardの完了」画面で「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」を選択して完了ボタンを押した場合、再起動処理中に以下の警告メッセージが表示されることがありますが、アンインストールの処理には影響はありません。
Server Core環境でのアンインストール
Server Core環境でSystemwalker Service Quality Coordinatorをアンインストールする場合は、コマンドプロントから以下のコマンドを実行してください。
<システムドライブ>\Program Files\InstallShield Installation Information \{88C978F2-6D0A-4B7F-BC5B-17D8DD1FF102}\setup.exe FromControlPanel
<システムドライブ>\Program Files\InstallShield Installation Information \{72329B17-F397-492B-B235-E2CB41DAC3A6}\setup.exe FromControlPanel
コマンドを実行すると、以下の画面が表示されます。
setup.exe FromControlPanelコマンドの詳細は、「A.11 Systemwalker Service Quality Coordinatorのアンインストールコマンド(Server Core環境の場合)」を参照してください。