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Systemwalker Service Quality Coordinator 導入手引書
Systemwalker

2.4.1 ハードウェア


2.4.1.1 動作ハードウェア

【Windows版】

項目

内容

備考

CPU

  • (x86)の場合
    インテル(R) PentiumIII 1GHz以上

  • (x64)の場合
    インテル(R) Xeon(R) プロセッサ 相当以上

ディスク空き容量

インストールディレクトリ

100MB

可変ファイル格納ディレクトリ

100MB

+ データベース所要量

+ アーカイブファイル所要量

(+ ログ所要量 (*))

*)Enterprise ManagerでAgentの機能を利用する場合

データベース所要量およびアーカイブファイル所要量の見積もり式については、「2.4.1.2 性能データベース/アーカイブファイル容量の見積もり方法について」を参照してください。

ログ所要量の見積もり式については、「2.4.1.3 ログデータ(Troubleshoot)容量の見積もり方法について」を参照してください。

注意

ファイルシステムはNTFSのみをサポートします。

メモリ空き容量

  • (x86)の場合
    150MB以上

  • (x64)の場合
    200MB以上


【Solaris版】

項目

内容

備考

CPU

SPARC64 600MHz以上

ディスク空き容量

インストールディレクトリ

80MB

定義ファイル格納ディレクトリ

50MB

可変ファイル格納ディレクトリ

100MB

+ データベース所要量

+ アーカイブファイル所要量

(+ ログ所要量 (*))

*)Enterprise ManagerでAgentの機能を利用する場合

データベース所要量およびアーカイブファイル所要量の見積もり式については、「2.4.1.2 性能データベース/アーカイブファイル容量の見積もり方法について」を参照してください。

ログ所要量の見積もり式については、「2.4.1.3 ログデータ(Troubleshoot)容量の見積もり方法について」を参照してください。

メモリ空き容量

250MB以上


Linux

項目

内容

備考

CPU

  • (x86)の場合
    インテル(R) PentiumIII 1GHz以上

  • (x64)の場合
    64ビット インテル(R) Xeon(R)プロセッサ(EM64T) 相当以上

ディスク空き容量

インストールディレクトリ

80MB

定義ファイル格納ディレクトリ

50MB

可変ファイル格納ディレクトリ

100MB

+ データベース所要量

+ アーカイブファイル所要量

(+ ログ所要量 (*))

*)Enterprise ManagerでAgentの機能を利用する場合

データベース所要量およびアーカイブファイル所要量の見積もり式については、「2.4.1.2 性能データベース/アーカイブファイル容量の見積もり方法について」を参照してください。

ログ所要量の見積もり式については、「2.4.1.3 ログデータ(Troubleshoot)容量の見積もり方法について」を参照してください。

メモリ空き容量

  • (x86)の場合
    100MB以上

  • (x64)の場合
    150MB以上


2.4.1.2 性能データベース/アーカイブファイル容量の見積もり方法について

Enterprise Manager上にサマリデータを集約する場合、性能データベース/アーカイブファイルのための容量が必要になります。

性能データベース/アーカイブファイルの容量は、管理対象となるリソースのインスタンス数や保持期間、Agent/Proxy Manager数に応じた容量が必要になります。

サマリ画面で表示される情報のみが蓄積されるため、1つのAgent/Proxy Managerのために必要な容量は、Managerと比較すると少ない容量になります。しかしながら、全てのManager配下の、全てのAgent/Proxy Managerが対象になります。

下記の見積もり手順で見積もってください。

ポイント

ディスクI/Oやディスク容量の分散のため、性能データベースやアーカイブファイルの格納先を変更することができます。

性能データベースおよびアーカイブファイルの格納先の変更方法については「6.6.1 PDB/アーカイブファイル格納先の変更」を参照してください。

■ 性能データベース/アーカイブファイル容量の見積もり手順

  1. 管理対象となる各Agent/Proxy Managerに必要な容量を見積もります。

    1. 1回あたりの収集で取得するレコード数の見積もり

      サマリデータ

      下記のサマリデータ見積もりの表から、管理対象となるリソースのインスタンス数とサマリデータ係数を乗じたものを合計し、1回あたりの収集に取得するサマリデータのレコード数「MR」を算出します。

      ポイント

      たとえば、Windows上にSymfoware Server が導入されているサーバについて見積もる場合は、管理対象となるOS(Windows)とSymfoware Server の欄に記載されているリソースのインスタンスについて計算したものを合計してください。

    2. 1回あたりの収集レコード数から、下記の計算式を使用して使用容量を計算します。

      【性能データベース(PDB)容量の場合

      サマリデータ[KB]= (MR × 50[KB]) × サマリデータ保持期間[日]

      ポイント

      デフォルトの保持期間は以下の通りです。

      • サマリデータ : 3[日]

      【アーカイブファイルの場合】

      アーカイブファイル容量[MB] =  (MR × 45[KB]) × 4[日]

  2. 全てのAgent/Proxy Managerについて算出した結果を合算します。その結果がManager上で必要な性能データベース/アーカイブファイル容量になります。


■ サマリデータ見積もり

管理対象

インスタンス

サマリデータ

係数

エンドユーザレスポンス管理

Browser Agent数×監視URL数

1

サービス稼働管理

稼働監視対象数

10

Webトランザクション量管理

サービス数

2

OS <インストール型の場合>

1(固定値)

30

OS <インストールレス型の場合>

1(固定値)

6

Interstage Application Server

(EJBアプリケーション)

アプリケーション数×メソッド数×プロセス数×スレッド数

2

Interstage Application Server

(CORBAアプリケーション)

アプリケーション数×オペレーション数×プロセス数×スレッド数

2

Interstage Application Server

(トランザクションアプリケーション)

アプリケーション数×オペレーション数×プロセス数

2

Interstage Application Server

(IJServer)

ワークユニット数

2

Interstage Business Application Server/Application Framework Suite

対象サーバ数

2

Interstage Service Integrator

シーケンス数

10

キュー数

10

Microsoft .NET Server

インスタンス数

10

Symfoware Server

RDBシステム数

2

RDBシステム数×接続プロセス数

2

Oracle Database Server

インスタンス(SID)数

4

Microsoft SQL Server

インスタンス数

10

Systemwalker Operation Manager

1(固定値)

4

Systemwalker Resource Coordinator

(Network)

ネットワークインタフェース数

4

Systemwalker Resource Coordinator

(Storage)/

ETERNUS SF Storage Cruiser

RAIDGroup数

4

SAP

SAPインスタンス数

8

Primesoft

UAPサービス数

30

VMware

1(固定値)

6

ゲスト数

6

Hyper-V

<インストール型の場合>

1(固定値)

10

ゲスト数

10

Hyper-V

<インストールレス型の場合>

1(固定値)

8

ゲスト数

2

Linux仮想マシン機能(Xen)

<インストール型の場合>

ゲスト数

10

Linux仮想マシン機能(Xen)

<インストールレス型の場合>

1(固定値)

6

ゲスト数

6

ユーザデータ

10分間にPDBに格納したデータ数

1


2.4.1.3 ログデータ(Troubleshoot)容量の見積もり方法について

Enterprise Manager上でAgent機能を利用する場合は、収集データを一時保管しておくログのための容量が必要になります。

ログデータ容量は、管理対象となるリソースのインスタンス数と保持期間に応じた容量が必要になります。

下記の見積もり手順で見積もってください。

ポイント

ログデータ(TroubleShoot)は、Manager のデータベースに格納されている10分間隔の情報より、さらに詳細な1分間隔のOS情報が記録されています。詳細な情報を確認したい場合は、この情報を使用してください。

そのため、保持期間については、使用可能なディスクサイズと用途を考慮のうえ、決定してください。

■ ログデータ容量の見積もり手順

  1. 1回あたりの収集で取得するレコード数を見積もります。

    ログデータ

    下記のログデータ見積もりの表から、管理対象となるリソースのインスタンス数とログデータ係数を乗じたものを合計し、1回あたりの収集に取得するログデータのレコード数「TR」を算出します。


  2. 1回あたりの収集レコード数から、下記の計算式を使用して使用容量を計算します。

    ログデータ[MB] =  (TR × 0.5[MB]) × (保持期間 + 1)[日]

■ ログデータ見積もり

ポイント

ログデータ(Troubleshoot)は、当日格納中のデータ分の容量が必要となるため、保持期間+1[日]分の容量が必要となります。なお、ログデータの保持期間の初期値は7日です。

管理対象

インスタンス

ログデータ

係数

Windows

1(固定値)

2

CPU数

2

論理ドライブ数

2

物理ドライブ数

1

プロセス数

1

ネットワークインターフェース数

1

ページファイル数

2

Solaris

1(固定値)

13

CPU数

2

コア数

1

論理ディスク数(マウント数)

1

物理ディスク数(パーティション数)

1

プロセス数

1

ネットワークインターフェース数

1

ゾーン数

1

Linux

1(固定値)

11

CPU数

3

論理ディスク数(マウント数)

1

物理ディスク数(パーティション数)

2

プロセス数

1

ネットワークインターフェース数

1