ここでは、CUI で userApplication を作成する場合の手順について説明します。
スタンバイ運用
userApplication は以下のように構成されます。
NetWorker のリソースの設定は、NetWorker のインストール後に行います。
スケーラブル運用(クライアントクラスタ運用のみ)
"1.2.2.3 クライアントクラスタ運用" で示したような、N:1 運用待機または相互待機と NetWorker クライアントのスケーラブルを組み合わせたクラスタアプリケーション構成の場合は、NetWorker 以外のリソースとそれらを含む userApplication を作成してください。N:1 運用待機の場合は userApplication は以下のように構成されます。
NetWorker リソースと、NetWorker リソースを含む userApplication の設定は、NetWorker のインストール後に行います。
userApplication は、RMS Wizard を使用して設定します。RMS Wizard はメニューから情報を選択しながら設定を行うウィザード形式になっています。
以下のコマンドを任意の1ノードで実行します。
# hvw -n <定義名>
以下にRMS Wizard による環境設定の概要を示します。
RMS Wizard による環境構築は、メニューの中から項目(番号)を選択して設定します。
環境構築は、以下の手順で行います。
1 2 3 | Application-Create Configuration-Generate Configuration-Activate | userApplication を新規に設定します。 userApplication の生成を行います。 userApplication を有効にします。 |
Application type selection menu において、全て大文字のメニューは userApplication を簡単に作成することができるターンキーウィザード(例:NETWORKER)です。
以降ではターンキーウィザードを使用した NetWorker リソースを含む userApplication の環境構築について説明します。NetWorker リソースを含まない userApplication の環境構築については、対象となるアプリケーションの環境構築手順に従ってください。