実行ユーザー
スーパーユーザー
形式
/etc/opt/FJSVclntw/bin/clntwbr {backup|restore}{-d backup_directory}
機能説明
PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker は、PRIMECLUSTER システムのバックアップ/リストア機能(cfbackup/cfrestore)に対応していますが、本コマンドにて、PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker のみの設定情報をバックアップ/リストアすることもできます。
注意
PRIMECLUSTER システムのバックアップ/リストアは、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "第11章 PRIMECLUSTER システムのバックアップ/リストア" を参照してください。
バックアップ/リストアする情報
/etc/opt/FJSVclntw/etc 配下
/etc/opt/FJSVclntw/etc/clnwc.env ファイルに定義されている
クラスタマウント情報ファイルおよび raw デバイスパスリストファイル
パラメタ
backup
PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker の設定情報をバックアップします。本オプションを指定して実行したとき、標準出力にバックアップされるファイル一覧が表示されます。バックアップされた情報は、指定されたディレクトリまたは本コマンド実行ディレクトリ(カレントディレクトリ)上の FJSVclntw 内に格納されます。(例えば、カレントディレクトリが /var/tmp のときに本コマンドを実行すると、/var/tmp/FJSVclntw 配下にバックアップ情報が格納されます。)
restore
以前バックアップしていた PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker の設定情報をリストアします。本オプションを指定して実行したとき、標準出力にリストアされるファイル一覧が表示されます。バックアップされた情報が指定するディレクトリまたは、本コマンド実行ディレクトリ(カレントディレクトリ)上の FJSVclntw 内に存在することを確認してから実行してください。(例えば、/var/tmp/FJSVclntw 配下にバックアップ情報が格納されている場合、/var/tmp に移動した後に本コマンドを実行してください。)
[-d backup_directory]
バックアップ先または、リストアするデータの格納先ディレクトリをフルパスで指定します。バックアップ時には、指定されたディレクトリ上に FJSVclntw ディレクトリが作成されデータが格納されます。リストア時には、指定されたディレクトリ上の FJSVclntw ディレクトリからデータがリストアされます。指定しない場合、コマンドを実行するカレントディレクトリ上でバックアップ、リストアされます。
終了ステータス
0:正常終了
上記以外:異常終了