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PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 4.2 導入運用手引書

4.5 clntwbr - 設定情報のバックアップ/リストア

実行ユーザー

スーパーユーザー

形式

/etc/opt/FJSVclntw/bin/clntwbr {backup|restore}{-d backup_directory}

機能説明

PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker は、PRIMECLUSTER システムのバックアップ/リストア機能(cfbackup/cfrestore)に対応していますが、本コマンドにて、PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker のみの設定情報をバックアップ/リストアすることもできます。

注意

PRIMECLUSTER システムのバックアップ/リストアは、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "第11章 PRIMECLUSTER システムのバックアップ/リストア" を参照してください。

バックアップ/リストアする情報

パラメタ

backup

PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker の設定情報をバックアップします。本オプションを指定して実行したとき、標準出力にバックアップされるファイル一覧が表示されます。バックアップされた情報は、指定されたディレクトリまたは本コマンド実行ディレクトリ(カレントディレクトリ)上の FJSVclntw 内に格納されます。(例えば、カレントディレクトリが /var/tmp のときに本コマンドを実行すると、/var/tmp/FJSVclntw 配下にバックアップ情報が格納されます。)


restore

以前バックアップしていた PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker の設定情報をリストアします。本オプションを指定して実行したとき、標準出力にリストアされるファイル一覧が表示されます。バックアップされた情報が指定するディレクトリまたは、本コマンド実行ディレクトリ(カレントディレクトリ)上の FJSVclntw 内に存在することを確認してから実行してください。(例えば、/var/tmp/FJSVclntw 配下にバックアップ情報が格納されている場合、/var/tmp に移動した後に本コマンドを実行してください。)


[-d backup_directory]

バックアップ先または、リストアするデータの格納先ディレクトリをフルパスで指定します。バックアップ時には、指定されたディレクトリ上に FJSVclntw ディレクトリが作成されデータが格納されます。リストア時には、指定されたディレクトリ上の FJSVclntw ディレクトリからデータがリストアされます。指定しない場合、コマンドを実行するカレントディレクトリ上でバックアップ、リストアされます。

終了ステータス

0:正常終了
上記以外:異常終了