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 Formcoordinatorデータベース検索入力支援機能ユーザーズガイド

G.1.1 -qiオプション

-qiオプションで指定できるオプションと指定例を以下に示します。

オプション

説明

-s 問合せ情報格納ディレクトリ

問合せ情報ファイルが格納されているディレクトリを260バイト以内の文字列で指定します。この指定は省略できません。
以下に示すディレクトリは指定できません。

  • 存在しないディレクトリ

  • URL

  • 問合せ情報ファイルが存在しないディレクトリ

  • 261バイト以上のディレクトリ名

問合せ情報格納ディレクトリを変更した場合には、これまでの登録内容の扱いを問い合わせるプロンプトが表示されます。

問合せ情報格納ディレクトリを変更すると、現在登録され
ている情報を削除します。
処理を続行しますか(y,n)?

nを入力した場合、問合せ情報格納ディレクトリは変更されません。
yを入力した場合、処理を続行します。
以下のプロンプトが表示されます。

1 全て削除
2 登録済みの問合せ情報だけ削除
(JDBCドライバ名/接続URL/ユーザ名は残す)
削除する情報を選択してください(1,2,q):

qを入力した場合、このコマンドが取消されます。

-v データベース検索入力支援部品のアプリケーション名

データベース検索入力支援部品のアプリケーション名を1024バイト以内の文字列で指定します。この指定は省略できません。
この場合のアプリケーション名とは、データベース検索入力支援部品をサーブレットに配置したときのWebアプリケーション名です。

-d データ管理サービスのアプリケーション名

データ管理サービスのアプリケーション名を1024バイト以内の文字列で指定します。この指定は省略できません。
この場合のアプリケーション名とは、データ管理サービスをサーブレットに配置したときのWebアプリケーション名です。

-p [データ管理サービスのポート番号]

データ管理サービスを利用するWebサーバのポート番号を指定します。なし(ポート番号を指定しない)、または0~65535の数字で指定してください。ポート番号を指定しなかった場合は、ポート番号なしとなります。
このオプションが指定されていない場合は、ポート番号の登録内容は変更されません。

-l

登録されているデータベース接続環境全般が表示されます。

注意

  • 本コマンドの初回起動時に-qiオプションを指定した場合、ログイン情報(ログインIDおよびパスワード)を登録するプロンプトが表示されます。

  • 問合せ情報格納ディレクトリ、データベース検索入力支援部品のアプリケーション名およびデータ管理サービスのアプリケーション名が登録されていないと、-uiオプション、-jdオプションおよび-atオプションを利用することはできません。

  • -sオプション、-vオプション、-dオプションまたは-pオプションと、-lオプションは同時に指定できません。登録されているデータベース接続環境全般を表示する場合、-lオプションだけを指定してください。

  • -sオプション、-vオプション、-dオプションおよび-pオプションは同時に指定ができます。また、どれか1つだけを指定することも可能です。その場合、指定されたオプションだけ追加または更新します。

【例】本ソフトウェアをインストール後、mxsetdbenv -qiオプションでログインIDにuser001およびパスワードにdata-1234の設定を初めて実行した場合(-qiオプションが正しく指定された場合)

 mxsetdbenv -qi -s /opt/user/query -v f3hksdbs -d f3hksdts -p 8080
  ログインID:user001
  パスワード:data-1234
  ログインIDの再入力:user001
  パスワードの再入力:data-1234

注意

ログインIDおよびパスワードは、6~128バイト以内の半角英数字および記号で指定してください。入力できる文字は、「D.1.2 ログインIDおよびパスワードで入力できる文字」を参照してください。\記号は、表示する環境によっては\(バックスラッシュ)となります。
入力されたログインIDおよびパスワードは画面に表示されません。
正しく登録できた場合は、メッセージは表示されません。

【例】問合せ情報格納ディレクトリ“/opt/FJSVfcdn/query”、データベース検索入力支援部品のアプリケーション名“f3hksdbs”、データ管理サービスのアプリケーション名“f3hksdts”、およびデータ管理サービスのポート番号“8080”を登録する場合

  mxsetdbenv -qi -s /opt/FJSVfcdn/query -v f3hksdbs -d f3hksdts -p 8080

注意

正しく登録できた場合は、メッセージは表示されません。

例】すでに登録されている問い合わせ情報格納ディレクトリを“/opt/user/query”に変更する場合

  1. mxsetdbenvを実行します。

     mxsetdbenv -qi -s /opt/user/query

  2. 「処理を続行しますか(y,n)?」というプロンプトが表示されます。
    処理を続行する場合はyを、処理を続行しない場合はnを入力します。
    処理を続行するためにyを入力します。

    問合せ情報格納ディレクトリを変更すると、現在登録されている情報を削除します。
    処理を続行しますか(y,n)?y

    注意

    nを入力した場合、問合せ情報格納ディレクトリは変更されません。


  3. 「削除する情報を選択してください(1,2,q):」のプロンプトが表示されます。
    削除する内容に応じて、1または2を入力します。

    1 全て削除
    2 登録済みの問合せ情報だけ削除(JDBCドライバ名/接続URL/ユーザ名は残す)
    削除する情報を選択してください(1,2,q):

    注意

    qを入力した場合、このコマンドが取消されます。

【例】登録されているデータ管理サービスのポート番号を“なし”に変更する場合

  mxsetdbenv -qi -p

【例】登録されているデータベース接続環境全般を表示する場合

  mxsetdbenv -qi -l
 問合せ情報格納ディレクトリ: /opt/FJSVfcdn/query/
 データベース検索入力支援部品のアプリケーション名:f3hksdbs
 データ管理サービスのアプリケーション名:f3hksdts
 データ管理サービスのポート番号:8080