電子フォームから別のウィンドウを表示させ、そのウィンドウから元の電子フォームを操作(データの更新など)することができます。これを別ウィンドウ連携機能といいます。
別ウィンドウ連携機能で使用できる機能を次に示します。
イベント定義機能
電子フォームの項目に、別ウィンドウ連携機能を使用するために必要な属性(項目属性関数)を指定したり、Formcoordinatorの機能(拡張関数)を呼び出したりできます。
使用できるイベント定義関数を次に示します。
種別 | 関数名 | 説明 |
---|---|---|
項目属性関数 | fjxmlSetSubWindow | 送信結果を別ウィンドウに表示するように設定します。 |
fjxmlSetTarget | 送信結果を表示するウィンドウ名を指定します。 | |
fjxmlSetWindowStyle | fjxmlSetSubWindowで開いたウィンドウのスタイルを指定します。 | |
拡張関数 | fjxmlCallFunction | 別ウィンドウ(またはフレーム)に定義されたユーザ定義関数を呼び出します。 |
fjxmlWindowOpen | URLを指定して別ウィンドウを開きます。 |
なお、イベント定義関数の詳細については、マニュアル「Formcoordinator デザイナ ユーザーズガイド」の「5.2.1 イベントの定義を応用するには」を参照してください。
クライアントスクリプト機能
Webブラウザに表示されている電子フォームを操作するためのJavaScriptです。電子フォームとは別のウィンドウに表示されるHTMLに組み込んで使用します。
なお、クライアントスクリプト機能で使用できる関数、メソッドの詳細については「付録D FormcoordinatorのJavaScript」を参照してください。