項目を操作する場合の留意点を次に示します。
■ 数字項目/テキスト項目
数字項目およびテキスト項目に、Java APIで初期値を設定する場合、改行コードを含む文字列を設定しないでください。改行コードを含む文字列を設定した場合、Webブラウザによって動作が異なります。
■ バーコード項目
次に示す種類のバーコードを出力する場合は、出力するデータをBase64にエンコードして項目に指定する必要があります。
Code 128
EAN-128
QR Code(モデル1)
QR Code(モデル2)
なお、電子フォームで指定したバーコードのデータ長は、Base64にエンコードする前のデータ長です。Base64にエンコードすると、データが長くなりますが、そのまま指定します。
また、電子フォームで指定するデータ長はバーコードのデータの長さ+2文字以上を指定する必要があります。
■ ラジオボタン項目
電子フォームで、ラジオボタン項目のプロパティのダイアログボックスの[ラジオボタン]タブで、[初期表示選択]の[選択する]チェックボックスをオンにした場合の留意点を次に示します。
Java API(XmlDataAccessクラスのsetValue()メソッド)を使用して、ラジオボタン項目の状態を変更することはできません。
電子フォームをHTMLデータに変換するときに使用する、OutputDataBuilderクラスのsetXMLData()メソッドのパラメタ「mergeDescriptorValue」にfalseを指定した場合は、電子フォームで指定した初期表示選択は無効となります。
ラジオボタン項目に、Java APIで初期値を設定する場合は、「7.1.2 電子フォームの表示時にラジオボタンやチェックボックスを選択状態にするには」を参照してください。