Formcoordinatorを構成するプログラムを次に示します。
Formcoordinator
環境設定
次に示す内容について設定するプログラムです。
電子フォームをWebブラウザで表示・印刷するときの電子フォーム格納先ディレクトリ
電子フォームをWebブラウザでクライアント印刷するときの電子フォーム格納先URL
Formcoordinatorのログの採取
電子フォームの表示モード
拡張機能を使用するかどうか
音声ブラウザに対応したHTMLを生成するかどうか
矩形テキスト項目にスクロールバーを表示するかどうか
JBKプラグイン用のHTMLを生成するかどうか
Web入力連携を有効にするかどうか
コア機能
電子フォームの表示やデータの入出力を行うプログラムと、電子フォームを処理するWebアプリケーションをJavaで作成するためのアプリケーションプログラムインターフェースを提供する機能です。
Java APIを使用したWebアプリケーションの作成方法については、「3.2 Webアプリケーションを作成する」を参照してください。Java APIの詳細については、「C.1 Java API」を参照してください。
Javaアプレット
電子フォームで設定されている機能(データの保存・読み込みまたはクライアント印刷など)を実行するために、Webブラウザにダウンロードされるプログラムです。
Javaアプレットは、一度ダウンロードされると、Webブラウザのキャッシュに残っている間はダウンロードされません。
クライアント部品
「Formcoordinatorクライアント部品(印刷機能)」(以降、「クライアント部品(印刷機能)」と表記します)は、電子フォームで設定されている機能(印刷など)を実行するために、クライアント側の環境に事前にインストールしておくプログラムです。
これらのプログラムは、次に示すシステム構成で使用します。
電子フォーム一覧画面を使用して、電子フォームデザイナの起動を行います。
電子フォームデザイナを使用して、電子フォームを作成・更新します。
電子フォームテスタを使用して、作成した電子フォームが正しく動作するかを確認します。
開発ツールを使用して、Webアプリケーションを作成・更新します。
Webサーバおよびサーブレットコンテナを使用して、サーブレットまたはJSPが実行できる環境を構築します。また、作成した電子フォームおよびWebアプリケーションをサーバに配置します。
電子フォームをWebブラウザに表示するときには、コア機能によって電子フォームがHTMLデータに変換されます。
Webブラウザから送信された、電子フォームの入力データは、連携している他製品や他システムで処理することもできます。
WebブラウザでWebアプリケーションを起動すると、HTMLデータに変換された電子フォームがWebブラウザに表示されます。
電子フォームに入力したデータは、クライアントのコンピュータに保存できます。また、保存したデータを電子フォームに読み込むことができます。
電子フォームは、クライアント印刷を使用して印刷することもできます。