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 Formcoordinatorユーザーズガイド

1.2.1 運用例

Formcoordinatorを使用するシステムの運用例を次に示します。

既存クライアントサーバシステムをWeb化した運用

既存のクライアントサーバシステムが抱えるクライアント資産(Visual Basicクライアントアプリケーション)管理の手間を省き、かつクライアントでの高品位な帳票印刷を実現した運用です。
既存のクライアントサーバシステムをWeb化することで、面倒なクライアントアプリケーションのメンテナンスが不要になり、Webブラウザだけを利用した運用を可能にします。さらに、クライアントでは従来どおりの高品位な帳票印刷を実現します。
バックシステムとのデータ流通には、再加工性に優れたXMLを利用できます。


部門ごとに画面をカスタマイズした運用

ASP(Application Service Provider)運用、パッケージ開発において、部門ごとにカスタマイズした画面の効率的な開発および運用の例です。
マスタの電子フォームや共通のDTDを雛形として、各利用部門ごとに画面レイアウトをカスタマイズした運用です。Webアプリケーションで電子フォームを切り換えて利用することで、共通のXMLデータを異なった画面レイアウトで表示することができます。各部門で電子フォームデザイナを使用することで、それぞれの部門で電子フォームのカスタマイズを行うこともできます。