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SystemwalkerService Catalog Manager V14g クラウド運用管理ダッシュボード使用手引書
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A.2.2 しきい値のカスタマイズ

リソースプールの空き容量、リソースの使用量および性能情報にしきい値を設定し、ある値を上回った/下回ったかを監視して管理者に通知することができます。

本節では、しきい値のカスタマイズ手順を説明します。

カスタマイズ手順

  1. ダッシュボード開発環境の「定義」ビューの定義ツリーの「アラート」をダブルクリックします。

  2. 表示されるアラート定義一覧から、カスタマイズを行うアラート定義をダブルクリックします。次の例では、「VMゲストCPU使用率超過#VMware」を選択します。

  3. エディタビューの「条件」で条件ツリーから条件を右クリックし「編集」を選択します。次の例では、「[CPU使用率(%)]が90以上」を選択します。

  4. しきい値の対象を変更したい場合、「条件設定」ウィンドウの「左辺条件」で、ラジオボタンから「属性」「固定値」「式」のいずれかを選択、ドロップダウンリストからしきい値の対象を選択します。次の例では、[CPU使用率(%)]を選択します。

  5. しきい値の値を変更したい場合、「条件設定」ウィンドウの「右辺条件」で、ラジオボタンで「属性」「固定値」「式」のいずれかを選択し、「データ型」のドロップダウンリストから適切なデータ型を選択し、入力フィールドにしきい値として使用したい値を入力します。先の例では、「固定値」として「実数型」の85を入力します。

  6. しきい値の条件を変更したい場合、「演算子」のドロップダウンリストから使用したい演算子を選択します。先の例では、「を超える」を選択します。

  7. [OK]ボタンをクリックします。

  8. 「保管」アイコンをクリックします。

  9. 「定義」ビューのツールバーから「サーバへアップロード」アイコンをクリックします。

  10. 「アップロードと同時に定義を反映する」にはチェックを付けずに[OK]ボタンをクリックします。

  11. 「閉じる」をクリックします。

  12. 以下の手順でInterstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールにログインし、Analyticsサーバを再起動します。

    1. 運用管理コンソールに接続し、ログインします(初期パスワード: bpm)。

      【ダッシュボードサーバとダッシュボード開発環境が同一マシンの場合】

      「Windowsスタートメニュー」→「Interstage Business Process Manager Analytics」→「運用管理コンソール」をクリックします。

      【ダッシュボードサーバとダッシュボード開発環境が異なるマシンの場合】

      ダッシュボード開発環境のWebブラウザから以下のURLにアクセスして、Interstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールを起動してください。

      http://<ダッシュボードサーバのIPアドレス>/ibpmm/BPMAdminTool.do
    2. 左ペインの[BPM Analyticsシステム]-[サーバ管理]-[BPM Analytics Server]をクリックします。右ペインの「停止」をクリックします。「状態」が「停止」になったことを確認後、「起動」をクリックします。

    3. 「状態」が「起動」になったことを確認します。

    注意

    • 初期パスワードについては、必ず変更してください。変更方法はBPM Analyticsの運用管理コンソールにログインして変更をします。詳細については、BPM Analyticsの以下のマニュアルを参照してください。

      Interstage Business Process Manager Analytics V11.1 使用手引書 (管理コンソール)

      「第1章 Interstage BPM Analytics 運用管理コンソール」

      →「1.1.1 インストールの後に」

      →「管理者パスワードの変更」

    • 運用管理コンソールでは、パスワード設定および、上述のAnalyticsサーバの再起動以外の操作は行わないでください。