リソースプールの空き容量、リソースの使用量および性能情報にしきい値を設定し、ある値を上回った/下回ったかを監視して管理者に通知することができます。
本節では、しきい値のカスタマイズ手順を説明します。
◆カスタマイズ手順
ダッシュボード開発環境の「定義」ビューの定義ツリーの「アラート」をダブルクリックします。
表示されるアラート定義一覧から、カスタマイズを行うアラート定義をダブルクリックします。次の例では、「VMゲストCPU使用率超過#VMware」を選択します。
エディタビューの「条件」で条件ツリーから条件を右クリックし「編集」を選択します。次の例では、「[CPU使用率(%)]が90以上」を選択します。
しきい値の対象を変更したい場合、「条件設定」ウィンドウの「左辺条件」で、ラジオボタンから「属性」「固定値」「式」のいずれかを選択、ドロップダウンリストからしきい値の対象を選択します。次の例では、[CPU使用率(%)]を選択します。
しきい値の値を変更したい場合、「条件設定」ウィンドウの「右辺条件」で、ラジオボタンで「属性」「固定値」「式」のいずれかを選択し、「データ型」のドロップダウンリストから適切なデータ型を選択し、入力フィールドにしきい値として使用したい値を入力します。先の例では、「固定値」として「実数型」の85を入力します。
しきい値の条件を変更したい場合、「演算子」のドロップダウンリストから使用したい演算子を選択します。先の例では、「を超える」を選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
「保管」アイコンをクリックします。
「定義」ビューのツールバーから「サーバへアップロード」アイコンをクリックします。
「アップロードと同時に定義を反映する」にはチェックを付けずに[OK]ボタンをクリックします。
「閉じる」をクリックします。
以下の手順でInterstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールにログインし、Analyticsサーバを再起動します。
運用管理コンソールに接続し、ログインします(初期パスワード: bpm)。
「Windowsスタートメニュー」→「Interstage Business Process Manager Analytics」→「運用管理コンソール」をクリックします。
ダッシュボード開発環境のWebブラウザから以下のURLにアクセスして、Interstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールを起動してください。
http://<ダッシュボードサーバのIPアドレス>/ibpmm/BPMAdminTool.do
左ペインの[BPM Analyticsシステム]-[サーバ管理]-[BPM Analytics Server]をクリックします。右ペインの「停止」をクリックします。「状態」が「停止」になったことを確認後、「起動」をクリックします。
「状態」が「起動」になったことを確認します。
注意
初期パスワードについては、必ず変更してください。変更方法はBPM Analyticsの運用管理コンソールにログインして変更をします。詳細については、BPM Analyticsの以下のマニュアルを参照してください。
Interstage Business Process Manager Analytics V11.1 使用手引書 (管理コンソール)
「第1章 Interstage BPM Analytics 運用管理コンソール」
→「1.1.1 インストールの後に」
→「管理者パスワードの変更」
運用管理コンソールでは、パスワード設定および、上述のAnalyticsサーバの再起動以外の操作は行わないでください。