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SystemwalkerService Catalog Manager V14g クラウド運用管理ダッシュボード使用手引書
Systemwalker

A.2.1 メール送信設定のカスタマイズ

リソースプールの空き容量、リソースの使用量および性能情報にしきい値を設定し、ある値を上回った/下回ったかを監視して管理者に通知することができます。

本節では、管理者にメールで通知する設定のカスタマイズ手順を説明します。

参考

クラウド運用管理ダッシュボードの導入直後は、メールを送信しない設定になっています。

カスタマイズ手順

  1. ダッシュボード開発環境の「定義」ビューの定義ツリーの「アラート」をダブルクリックします。

  2. 表示されるアラート定義一覧から、カスタマイズを行うアラート定義をダブルクリックします。次の例では、「VMゲストCPU使用率超過#VMware」を選択します。

  3. エディタビューの右上にある[アクション]内の項目を選択します。次の例では、[VMゲストCPU使用率超過通知メール(エラー)]を選択します。

  4. 図の赤枠で囲まれた部分を、必要に応じて修正します。

    • [有効]:ここをチェックすると、監視条件を満たした場合にメールが送信されます。

    • [件名]:メールの件名を記述します。

    • [本文]:メールの本文を記述します。

    • [メールアドレス]:送信先のメールアドレス(管理者のメールアドレス)を指定します。

  5. 「保管」アイコンをクリックします。

  6. 「定義」ビューのツールバーから「サーバへアップロード」アイコンをクリックします。

  7. 「アップロードと同時に定義を反映する」にはチェックを付けずに[OK]ボタンをクリックします。

  8. 「閉じる」をクリックします。

  9. 以下の手順でInterstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールにログインし、Analyticsサーバを再起動します。

    1. 運用管理コンソールに接続し、ログインします(初期パスワード: bpm)。

      【ダッシュボードサーバとダッシュボード開発環境が同一マシンの場合】

      「Windowsスタートメニュー」→「Interstage Business Process Manager Analytics」→「運用管理コンソール」をクリックします。

      【ダッシュボードサーバとダッシュボード開発環境が異なるマシンの場合】

      ダッシュボード開発環境のWebブラウザから以下のURLにアクセスして、Interstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールを起動してください。

      http://<ダッシュボードサーバのIPアドレス>/ibpmm/BPMAdminTool.do
    2. 左ペインの[BPM Analyticsシステム]-[サーバ管理]-[BPM Analytics Server]をクリックします。右ペインの「停止」をクリックします。「状態」が「停止」になったことを確認後、「起動」をクリックします。

    3. 「状態」が「起動」になったことを確認します。

    注意

    • 初期パスワードについては、必ず変更してください。変更方法はBPM Analyticsの運用管理コンソールにログインして変更をします。詳細については、BPM Analyticsの以下のマニュアルを参照してください。

      Interstage Business Process Manager Analytics V11.1 使用手引書 (管理コンソール)

      「第1章 Interstage BPM Analytics 運用管理コンソール」

      →「1.1.1 インストールの後に」

      →「管理者パスワードの変更」

    • 運用管理コンソールでは、パスワード設定および、上述のAnalyticsサーバの再起動以外の操作は行わないでください。