記述形式
【Windows】
ctac_updauthority.bat -i <変更対象の権限ID> -a <変更対象の操作ID> -p <指定した操作の許可/拒否>
機能説明
利用者のアクセス権限を変更します。
パラメーター
変更対象の権限IDを以下の4つの中から1つ指定します。
利用部門管理者の権限ID
Administrator
SystemOwner
一般利用者の権限ID
ResourceManager
Operator
変更対象の操作IDを1つ指定します。
以下の表に、指定できる操作IDを示します。
操作ID | 内容 | 権限IDのデフォルト | |||
---|---|---|---|---|---|
Administrator | SystemOwner | ResourceManager | Operator | ||
ResourceDesign | マイポータルでサービス仕様変更ができます。 | - | ○ | - | ○ |
ResourceExec | マイポータルでサービス仕様変更およびサービス解約ができます。 | - | ○ | - | ○ |
InstanceStart | マイポータルで仮想サーバを起動できます。 | - | ○ | - | ○ |
InstanceStop | マイポータルで仮想サーバを停止できます。 | - | ○ | - | ○ |
Snapshot | マイポータルでスナップショットを採取できます。 | - | ○ | - | ○ |
SnapshotRestore | マイポータルでスナップショットをリストアできます。 | - | ○ | - | ○ |
SnapshotDelete | マイポータルでスナップショットを削除できます。 | - | ○ | - | ○ |
SystemDesign | マイポータルにサービス利用申請メニューが表示されます。 | ○ | - | ○ | - |
TimeSeriesAnalysis_EventLogDisplay | マイポータルにイベントログメニューが表示されます。 | ○ | - | ○ | - |
○:デフォルトで操作可能(指定により変更可能)
-:操作対象外(変更不可能)
指定した操作の許可、または拒否を指定します。
on:許可
off:拒否
出力
結果メッセージ
結果メッセージは、コンソールとログに出力されます。詳細は、“D.10 アクセス権限カスタマイズコマンドのメッセージ【Windows】”を参照してください。
コマンド復帰値は、正常時は0、エラー時は2が返ります。
使用例
一般利用者に対して、スナップショットに関する全操作とイベントログの参照操作を無効とする場合
【Windows】
ctac_updauthority.bat -i ResourceManager -a TimeSeriesAnalysis_EventLogDisplay -p off ctac_updauthority.bat -i Operator -a SnapShot -p off ctac_updauthority.bat -i Operator -a SnapShotRestore -p off ctac_updauthority.bat -i Operator -a SnapShotDelete -p off