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SystemwalkerService Catalog Manager V14g インフラサービス機能運用ガイド 管理者編
Systemwalker

C.2.2 アクセス権限変更

記述形式

【Windows】

ctac_updauthority.bat -i <変更対象の権限ID> -a <変更対象の操作ID> -p <指定した操作の許可/拒否>

機能説明

利用者のアクセス権限を変更します。

パラメーター

-i <変更対象の権限ID>

変更対象の権限IDを以下の4つの中から1つ指定します。

  • 利用部門管理者の権限ID

    • Administrator

    • SystemOwner

  • 一般利用者の権限ID

    • ResourceManager

    • Operator

-a <変更対象の操作ID>

変更対象の操作IDを1つ指定します。
以下の表に、指定できる操作IDを示します。

操作ID

内容

権限IDのデフォルト

Administrator

SystemOwner

ResourceManager

Operator

ResourceDesign

マイポータルでサービス仕様変更ができます。
[システム詳細]ページの[仕様変更]ボタンをクリックすると[仕様変更]ページが表示されます。

ResourceExec

マイポータルでサービス仕様変更およびサービス解約ができます。
[システム詳細]ページの[仕様変更]ボタンをクリックすると[仕様変更]ページが表示されます。
また、[システム詳細]ページの[サービス解約]ボタンをクリックすると[システムの確認]ページが表示されます。

InstanceStart

マイポータルで仮想サーバを起動できます。

InstanceStop

マイポータルで仮想サーバを停止できます。

Snapshot

マイポータルでスナップショットを採取できます。

SnapshotRestore

マイポータルでスナップショットをリストアできます。

SnapshotDelete

マイポータルでスナップショットを削除できます。

SystemDesign

マイポータルにサービス利用申請メニューが表示されます。

TimeSeriesAnalysis_EventLogDisplay

マイポータルにイベントログメニューが表示されます。

○:デフォルトで操作可能(指定により変更可能)
-:操作対象外(変更不可能)

-p <指定した操作の許可/拒否>

指定した操作の許可、または拒否を指定します。

  • on:許可

  • off:拒否

出力

使用例

一般利用者に対して、スナップショットに関する全操作とイベントログの参照操作を無効とする場合

【Windows】

ctac_updauthority.bat -i ResourceManager -a TimeSeriesAnalysis_EventLogDisplay -p off
ctac_updauthority.bat -i Operator -a SnapShot -p off
ctac_updauthority.bat -i Operator -a SnapShotRestore -p off
ctac_updauthority.bat -i Operator -a SnapShotDelete -p off