課金ログ出力コマンドについて説明します。
記述形式
【Windows】
<Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\bin\ctchg_getmeterlog.bat [-start YYYY-MM-DD -end YYYY-MM-DD] [-event | -period] -outputfile <課金ログファイル> [-overwrite]
【Linux】
/opt/FJSVctchg/bin/ctchg_getmeterlog.sh [-start YYYY-MM-DD -end YYYY-MM-DD] [-event | -period] -outputfile <課金ログファイル> [-overwrite]
機能説明
課金ログを課金ログファイルに出力します。
パラメーター
取得期間開始日を以下の形式で指定します。
YYYY-MM-DD
取得期間終了日を以下の形式で指定します。
YYYY-MM-DD
-startと-endの2つのパラメーターは同時に指定してください。
省略した場合は、前日の課金ログが出力されます。
課金イベントログだけを取得します。
課金日初ログだけを取得します。
課金ログの出力ファイル名を指定します。指定したファイル名にディレクトリパスが含まれない場合は、カレントディレクトリに作成されます。
同名の出力ファイルがすでに存在する場合は、上書きされます。
本パラメーターを省略すると、同名のファイルがすでに存在する場合は、エラーが出力されます。
注意
-eventも-periodも指定しない場合は、両方のログが出力されます。-eventと-periodを両方同時に指定することはできません。
出力
結果メッセージ
コマンドの実行結果は、コンソールとログに出力されます。
詳細は、“D.6 課金ログ出力コマンドのメッセージ”を参照してください。
コマンド復帰値は、正常時は0、エラー時は1、WARNING時は2が返ります。
例【Windows】
ctchg_getmeterlog.bat -outputfile workfile (前日の課金ログを出力) ctchg_getmeterlog.bat -start 2010-04-01 -end 2010-04-01 -period -outputfile periodfile (2010年4月1日の課金日初ログを出力) ctchg_getmeterlog.bat -start 2010-04-01 -end 2011-03-31 -event -outputfile eventfile (2010年度の課金イベントログを出力)
例【Linux】
ctchg_getmeterlog.sh -outputfile workfile (前日の課金ログを出力) ctchg_getmeterlog.sh -start 2011-04-01 -end 2011-04-01 -period -outputfile periodfile (2011年4月1日の課金日初ログを出力) ctchg_getmeterlog.sh -start 2011-04-01 -end 2012-03-31 -event -outputfile eventfile (2011年度の課金イベントログを出力)
注意
課金ログファイルの文字コードはUTF-8です。
コマンドの実行時にはシステム管理者(スーパーユーザー)の権限が必要です。
システム管理者以外のユーザーで実行させたい場合、OSのファイルシステムの権限を手動で設定してください。
必要な権限は、以下のとおりです。
【Windows】
No | 対象ファイル/ディレクトリ | 必要な権限 |
---|---|---|
1 | <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\bin | 読取りと実行 |
2 | <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\bin\ctchg_getmeterlog.bat | 読取りと実行 |
3 | <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\bin\meterlog.jar | 読取り |
4 | <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\conf | 読取りと実行 |
5 | <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\conf\metering.properties | 読取り |
6 | <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\lib | 読取りと実行 |
7 | <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\lib\log4j-1.2.15.jar | 読取り |
8 | <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\log | 読取りと実行 |
9 | <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\log\ctchg_command.log | 読取りと書込み |
10 | <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\log\ctchg_command_debug.log | 読取りと書込み |
【Linux】
No | 対象ファイル/ディレクトリ | 必要な権限 |
---|---|---|
1 | /opt/FJSVctchg/bin | 読取りと実行 |
2 | /opt/FJSVctchg/bin/ctchg_getmeterlog.sh | 読取りと実行 |
3 | /opt/FJSVctchg/bin/meterlog.jar | 読取り |
4 | /opt/FJSVctchg/lib | 読取りと実行 |
5 | /opt/FJSVctchg/lib/log4j-1.2.15.jar | 読取り |
6 | /etc/opt/FJSVctchg/conf | 読取りと実行 |
7 | /etc/opt/FJSVctchg/conf/metering.properties | 読取り |
8 | /var/opt/FJSVctchg/log | 読取りと実行 |
9 | /var/opt/FJSVctchg/log/ctchg_command.log | 読取りと書込み |
10 | /var/opt/FJSVctchg/log/ctchg_command_debug.log | 読取りと書込み |
課金ログは定期的にバックアップすることをお勧めします。タスクスケジューラ(Windows)やcron(Linux)などを利用して、定期的に別の場所にバックアップを行ってください。