ページの先頭行へ戻る
SystemwalkerService Catalog Manager V14g インフラサービス機能運用ガイド 管理者編
Systemwalker

11.4.3 課金ログ出力コマンド

課金ログ出力コマンドについて説明します。

記述形式

【Windows】

<Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\bin\ctchg_getmeterlog.bat [-start YYYY-MM-DD -end YYYY-MM-DD] [-event | -period] -outputfile <課金ログファイル> [-overwrite]

【Linux】

/opt/FJSVctchg/bin/ctchg_getmeterlog.sh [-start YYYY-MM-DD -end YYYY-MM-DD] [-event | -period] -outputfile <課金ログファイル> [-overwrite]

機能説明

課金ログを課金ログファイルに出力します。

パラメーター

-start

取得期間開始日を以下の形式で指定します。
YYYY-MM-DD

-end

取得期間終了日を以下の形式で指定します。
YYYY-MM-DD

-startと-endの2つのパラメーターは同時に指定してください。
省略した場合は、前日の課金ログが出力されます。

-event

課金イベントログだけを取得します。

-period

課金日初ログだけを取得します。

-outputfile <課金ログファイル>

課金ログの出力ファイル名を指定します。指定したファイル名にディレクトリパスが含まれない場合は、カレントディレクトリに作成されます。

-overwrite

同名の出力ファイルがすでに存在する場合は、上書きされます。
本パラメーターを省略すると、同名のファイルがすでに存在する場合は、エラーが出力されます。

注意

-eventも-periodも指定しない場合は、両方のログが出力されます。-eventと-periodを両方同時に指定することはできません。

出力

例【Windows

  ctchg_getmeterlog.bat -outputfile workfile
      (前日の課金ログを出力)
  ctchg_getmeterlog.bat -start 2010-04-01 -end 2010-04-01 -period -outputfile periodfile
      (2010年4月1日の課金日初ログを出力)
  ctchg_getmeterlog.bat -start 2010-04-01 -end 2011-03-31 -event -outputfile eventfile
      (2010年度の課金イベントログを出力)

Linux】

  ctchg_getmeterlog.sh -outputfile workfile
      (前日の課金ログを出力)
  ctchg_getmeterlog.sh -start 2011-04-01 -end 2011-04-01 -period -outputfile periodfile
      (2011年4月1日の課金日初ログを出力)
  ctchg_getmeterlog.sh -start 2011-04-01 -end 2012-03-31 -event -outputfile eventfile
      (2011年度の課金イベントログを出力)

注意

  • 課金ログファイルの文字コードはUTF-8です。

  • コマンドの実行時にはシステム管理者(スーパーユーザー)の権限が必要です。

  • システム管理者以外のユーザーで実行させたい場合、OSのファイルシステムの権限を手動で設定してください。
    必要な権限は、以下のとおりです。

    【Windows】

    No

    対象ファイル/ディレクトリ

    必要な権限

    1

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\bin

    読取りと実行

    2

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\bin\ctchg_getmeterlog.bat

    読取りと実行

    3

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\bin\meterlog.jar

    読取り

    4

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\conf

    読取りと実行

    5

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\conf\metering.properties

    読取り

    6

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\lib

    読取りと実行

    7

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\lib\log4j-1.2.15.jar

    読取り

    8

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\log

    読取りと実行

    9

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\log\ctchg_command.log

    読取りと書込み

    10

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\Charging\log\ctchg_command_debug.log

    読取りと書込み

    【Linux】

    No

    対象ファイル/ディレクトリ

    必要な権限

    1

    /opt/FJSVctchg/bin

    読取りと実行

    2

    /opt/FJSVctchg/bin/ctchg_getmeterlog.sh

    読取りと実行

    3

    /opt/FJSVctchg/bin/meterlog.jar

    読取り

    4

    /opt/FJSVctchg/lib

    読取りと実行

    5

    /opt/FJSVctchg/lib/log4j-1.2.15.jar

    読取り

    6

    /etc/opt/FJSVctchg/conf

    読取りと実行

    7

    /etc/opt/FJSVctchg/conf/metering.properties

    読取り

    8

    /var/opt/FJSVctchg/log

    読取りと実行

    9

    /var/opt/FJSVctchg/log/ctchg_command.log

    読取りと書込み

    10

    /var/opt/FJSVctchg/log/ctchg_command_debug.log

    読取りと書込み

  • 課金ログは定期的にバックアップすることをお勧めします。タスクスケジューラ(Windows)やcron(Linux)などを利用して、定期的に別の場所にバックアップを行ってください。