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SystemwalkerService Catalog Manager V14g インフラサービス機能運用ガイド 管理者編
Systemwalker

11.4.2 課金ログファイルの書式

課金ログは、以下の構成資源種別ごとに1行ずつ出力されます。

課金ログファイルの書式は、以下のとおりです。

課金ログの各行は、以下に示す項目がカンマ区切りで出力されます。出力される項目の順序は、表の表記順のとおりです。

No

項目ID

構成資源種別ごとの
出力項目

項目名称

説明

仮想システム

仮想サーバ

拡張ディスク

ソフトウェア

1

version

バージョン

1.1固定

2

event_time

事象発生時刻

文字列:YYYY-MM-DDThh:mm:ss.SSSZ

3

リザーブ

4

vsys_id

システムID

ASCII:1~32文字

5

org_id

組織ID

ASCII:1~8文字

6

event

事象

PERIOD:課金日初ログ
ADD:配備
START:起動
CHANGE:変更
STOP:停止
DELETE:解約

7

resource_type

構成資源種別

vsys:仮想システム
vserver:仮想サーバ
vdisk:拡張ディスク
software:ソフトウェア

8

status


(注1)

ステータス

RUNNING:稼動
STOPPED:停止

9

リザーブ

10

server_id

仮想サーバID

ASCII:1~64文字
(拡張ディスク・ソフトウェアの場合は接続している仮想サーバID)

11

disk_id

ディスクID

ASCII:1~32文字

12

software_id

ソフトウェアID

ASCII:1~32文字

13

リザーブ

14

リザーブ

15

リザーブ

16

リザーブ

17

リザーブ

18

base_template_id


(注2)

利用テンプレートID

ASCII:1~64文字

19

image_name


(注2)

イメージ名

ASCII:1~32文字

20

storage_pool


(注3)


(注3)

ストレージプール名

ASCII:1~32文字

21

disk_size


(注4)


(注4)

ディスクサイズ

1~999999(単位は0.1GB)
最大99999.9GB
(仮想サーバの場合はシステムディスク)

22

vm_pool


(注3)

VMプール名

ASCII:1~32文字

23

cpu_num

(注3)

CPU数

1~999999

24

cpu_perf


(注3)

CPU性能

0~999999(単位は0.1GHz)
最大99999.9GHz

25

memory_size


(注3)

メモリ容量

0~999999(単位は0.1GB)
最大99999.9GB

○:出力される項目、●:一意に識別するキー、△:条件((注1)~(注4))によっては出力される項目

注1) event=PERIODかつ、resource_typeがvserverの場合にだけ有効となり、値が設定されます。

注2) event=DELETEの場合は無効であり、値は設定されません。

注3) event=START/STOP/DELETEの場合、またはSystemwalker Software Configuration ManagerのCFMG APIから配備時省略した場合は無効であり、値は設定されません。
(CFMG APIについては、“Systemwalker Software Configuration Manager V14g リファレンスガイド API編”を参照してください。)

注4) event=START/STOP/DELETEの場合は無効であり、値は設定されません。

ポイント

  • 配備時は、eventがADDとSTARTの課金イベントログが出力されます。また、配備中は、仮想システム以外は起動完了するまで課金日初ログには出力されません。

  • 仮想システムの組織変更を行った場合は、eventがCHANGEの課金イベントログが出力されます。

  • スナップショットのリストアを行った場合は、何も変更がなくてもeventがCHANGEの課金イベントログが出力されます。

  • Systemwalker Software Configuration ManagerのL-Serverインポートコマンド実行時は、以下の課金イベントログが出力されます。

    • 停止中のL-Serverをインポートした場合
      eventがADDの課金イベントログ

    • 稼働中のL-Serverをインポートした場合
      eventがADDおよびSTARTの課金イベントログ

  • Systemwalker Software Configuration Managerのオーバーコミット機能が有効な場合、デフォルトではcpu_perfとmemory_sizeにそれぞれCPU予約周波数とメモリ予約サイズが出力されます。
    オーバーコミット機能有効時の課金設定については、“Systemwalker Service Catalog Manager V14g 導入ガイド”を参照してください。

#version,event_time,リザーブ,vsys_id,org_id,event,resource_type,status,リザーブ,server_id,disk_id,software_id,リザーブ,リザーブ,リザーブ,リザーブ,リザーブ,base_template_id,image_name,storage_pool,disk_size,vm_pool, cpu_num,cpu_perf,memory_size
1.1,"2011-04-01T00:00:00.000+0900","","RKUVRN9I-M26V6HORG","RKUVRN9I","PERIOD","vsys","","","","","","","","","","","TE_001","","",,"",,,
1.1,"2011-04-01T00:00:00.000+0900","","RKUVRN9I-M26V6HORG","RKUVRN9I","PERIOD","vserver","STOPPED","","RKUVRN9I-M26V6HORG-S-0002","","","","","","","","","IM_001","/StoragePool",150,"/VMPool",1,10,10
1.1,"2011-04-01T09:00:30.000+0900","","IE4IVDG4-3JNKZPPDH","IE4IVDG4","ADD","vserver","","","IE4IVDG4-3JNKZPPDH-S-0001","","","","","","","",""," IM_001","/StoragePool",150,"/VMPool",1,11,11
1.1,"2011-04-01T09:00:30.000+0900","","IE4IVDG4-3JNKZPPDH","IE4IVDG4","ADD","vdisk","","","IE4IVDG4-3JNKZPPDH-S-0001","IE4IVDG4-3JNKZPPDH-D-0001","","","","","","","","","/StoragePool",10,"",,,
1.1,"2011-04-01T09:00:30.000+0900","","IE4IVDG4-3JNKZPPDH","IE4IVDG4","ADD","vsys","","","","","","","","","","","TE_001","","",,"",,,
1.1,"2011-04-01T09:01:20.000+0900","","IE4IVDG4-3JNKZPPDH","IE4IVDG4","START","vserver","","","IE4IVDG4-3JNKZPPDH-S-0001","","","","","","","","","TE_001","",,"",,,

注意

  • イベント発生から課金イベントログとして出力されるまでの間に日をまたぐ場合があります。このため、課金ログ出力コマンドの実行は、採取したい期間終了日時の1時間後以降に行ってください。

  • 仮想サーバの停止を示すイベント(STOP)は、仮想サーバに対する停止または強制停止に対して発生します。仮想サーバの強制停止は、仮想サーバが停止状態(STOPPED)でも行うことができます。このため、仮想サーバが停止状態の場合でも、仮想サーバの停止を示すイベント(STOP)が存在する場合があるので注意してください。

  • ServerView Resource Orchestratorで電源ON、OFFの操作を行うと、課金イベントログを収集できません。ServerView Resource Orchestratorで電源ON、OFFの操作を行わないでください。