商品マスタには、サービス仕様を構成する要素の種類(カテゴリー)ごとに商品として課金情報を設定できます。
商品として設定できるカテゴリーを以下に示します。なお、単価は年、月、時間による指定が可能です。
カテゴリー | 説明 |
---|---|
CPU | CPU1個当たりの単価です。(注1) |
CPUクロック | CPUクロック0.1GHz当たりの単価です。(注1) |
メモリ容量 | メモリ容量0.1GB当たりの単価です。 |
仮想サーバ | 仮想サーバ1台当たりの単価です。 |
拡張ディスク容量 | ディスク容量0.1GB当たりの単価です。 |
テンプレート | テンプレートの単価です。 |
注1) 概算料金としてCPU1個当たりに計上される金額は、「CPUの単価」と「CPUクロックの単価×CPUクロック数」を合計したものになります。
例) 以下の条件の場合の金額計算例を示します。
[条件]
CPUクロック:\10/0.1GHz
CPU:\80/個
[計算例]
3.2 GHzのCPU 1個の金額:\10 × 32 + \80 = \400
1.0 GHzのCPU 2個の金額:( \10 × 10 + \80 ) × 2 = \360
ポイント
サービス仕様の変更を許可しない運用としている場合は、テンプレートに定義されているシステム構成で仮想サーバなどが割り当てられます。このため、仮想サーバの金額を設定せずに、テンプレートの金額だけを設定する運用が可能です。
マイポータルなどに表示される概算料金は、以下のように計算されます。
サービス概算料金 = テンプレート月額料金 + 全仮想サーバ月額料金 + 全拡張ディスク月額料金 テンプレート月額料金 = テンプレート単価 × 月額換算 仮想サーバ月額料金 = 仮想サーバ単価 × 月額換算 + (CPU単価 × 月額換算 + CPUクロック単価 × CPUクロック数 × 月額換算) × CPU数 + メモリ単価 × 使用メモリ量 × 月額換算 拡張ディスク月額料金 = ディスク単価 × 使用ディスク量 × 月額換算
・単位が時間の場合は、24時間×30日として月額の概算料金が計算されます。
・単位が年の場合は、12分の1が月額の概算料金となります。
・概算料金には、1円未満を四捨五入した値が表示されます。