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SystemwalkerService Catalog Manager V14g インフラサービス機能運用ガイド 管理者編
Systemwalker

10.13 所有者の変更

[所有者の変更]画面を利用して、サービスの所有者を変更することができます。サービスは、一度に最大100件まで所有者の変更を行うことができます。

サービスの所有者を変更するには、以下のように操作します。

  1. [サービス一覧]画面で、対象のサービスを1件以上選択し、[所有者の変更]ボタンをクリックします。
    [所有者の変更]画面が表示されます。

  2. [所有者の変更]画面で、変更後の所有者を選択します。

    項目

    説明

    変更後の所有者

    組織内の利用者から変更後の所有者を選択します。

    変更するサービス

    所有者を変更するサービスが一覧で表示されます。

  3. [確認]ボタンをクリックします。
    確認画面が表示されます。

  4. 変更する内容を確認したら、[変更]ボタンをクリックします。
    完了画面に、変更結果が表示されます。

  5. [サービス一覧に戻る]ボタンをクリックして、[サービス一覧]画面に戻ります。

注意

  • 以下の状態のサービスは、所有者の変更に失敗します。

    • サービスが仕様変更中など、正常稼働中以外となっている

    • サービス内のサーバがバックアップ中またはリストア中である

    • サービス内のサーバが起動途中または停止途中である

    • 申請プロセスで処理が完了していない

    以下のエラーメッセージが表示された場合は、システムIDから該当のサービスを確認し、マイポータルなどで該当の処理が終了するのを確認してから、再度所有者の変更を行ってください。

    失敗  ILLEGAL_STATE (【詳細メッセージ】)
  • 利用部門の利用者がサービス仕様変更中に、同じサービスに対して所有者の変更を行った場合は、以下のエラーメッセージが表示されます。

    失敗  SYSTEM_LOCKED (System[%1] is locked by another user[%2:].)

    %1:システムID
    %2:ロックしているユーザーID

    本メッセージが表示された場合は、メッセージに表示されたユーザーIDの利用者に対して、マイポータルで操作中のサービス仕様変更を完了、またはキャンセルするように通知してください。

    該当する利用者がマイポータルを表示していない場合は、サービス仕様変更の処理が中断している可能性があります。
    該当する利用者または利用部門管理者に、以下の操作を行うように依頼してください。

    1. マイポータルの操作メニューから[システム管理]を選択します。

    2. 表示されたサービス一覧から、該当するサービスを選択して、[詳細]ボタンをクリックします。

    3. 表示された[システム詳細]ページで[仕様変更]ボタンをクリックします。

    4. 以下のメッセージが表示されますので、[ロックを強制的に取得する]を選択したあと、仕様変更をキャンセルします。

      システムが他の利用者にロックされています。
      強制的にロックを取得し、処理を続けることも可能です。

    上記の対処を行ったあとに、再度所有者の変更を行ってください。

  • サービスの所有者を変更する場合、サービスの利用および解約に矛盾が生じないようにネットワークを分離するなど、クラウドポータルのアクセスを停止させてください。