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SystemwalkerService Catalog Manager V14g インフラサービス機能運用ガイド 管理者編
Systemwalker

4.3.4 サービスの管理元変更

システム運用管理者は利用者管理コマンドを利用してサービスの管理元変更を行うことができます。

ここでは、サービスを別組織へと管理元を変更する手順を示します。

サービスの管理元変更手順

  1. 管理元を変更したいサービスの情報を確認します。

    • 管理元を変更するサービスのシステムID(注)

    • サービス移動先の管理者のユーザーID

    • 移動先の組織番号

    • サービス移動元の組織番号

      注)システムIDは、Systemwalker Software Configuration Managerの管理者ビューのシステム管理画面で確認できます。対象組織の「組織情報」および「システム名」に合致した行を探し、該当行の「システムID」を確認してください。

  2. サービスの管理元変更コマンドを実行します。

    【Windows】

    インストール先フォルダ\SecurityManagement\bin\ctsec_updsvc.bat -systemid <システムID> [-userid <変更後のユーザーID>] [-oldorgid <移動元の組織番号>] -neworgid <移動先の組織番号>

    【Linux】

    /opt/FJSVctsec/bin/ctsec_updsvc.sh -systemid <システムID> [-userid <変更後のユーザーID>] [-oldorgid <移動元の組織番号>] -neworgid <移動先の組織番号>
  3. サービスの管理元変更コマンドの成功応答を確認します。

  4. 2項から3項までの操作を異動対象サービスすべてに対して行います。

以下の環境を例に、実行例を挙げます。

  • サービスの管理元移動元の組織番号:XLKSKDSG

  • サービスの管理元移動先の組織番号:KLDFDKDL

  • 管理元変更システムID:XLKSKDSG- M24VFANO3

  • 管理元変更後の管理者のユーザーID:tarou

【Windows】

C:\>C:\Fujitsu\Systemwalker\SWCTMG\SecurityManagement\bin\ctsec_updsvc.bat -systemid XLKSKDSG- M24VFANO3 -userid tarou -oldorgid XLKSKDSG -neworgid KLDFDKDL
INFO: [ctsec_updsvc]: ctsec100: Command succeeded.

【Linux】

# /opt/FJSVctsec/bin/ctsec_updsvc.sh -systemid XLKSKDSG- M24VFANO3 -userid tarou -oldorgid XLKSKDSG -neworgid KLDFDKDL
INFO: [ctsec_updsvc]: ctsec100: Command succeeded.