クラウドポータルのサーバのポート番号を変更する方法について説明します。
Systemwalker Service Catalog Managerの停止
Systemwalker Service Catalog Managerを停止してください。
以下のコマンドを実行して、Systemwalker Service Catalog Managerを停止します。
注意
本コマンドは管理者権限で実行してください。
【Windows】
<Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\bin\swctmg_stop.bat
【Linux】
/opt/FJSVctmg/bin/swctmg_stop.sh
処理結果は、標準出力に出力されます。
処理結果の内容とその意味を以下に示します。
処理結果 | メッセージ |
---|---|
正常終了 | Successfully Stopped Systemwalker Service Catalog Manager. |
エラー | Stopping Systemwalker Service Catalog Manager Failed!! |
portal.propertiesファイルの変更
ポート番号を変更する手順は以下のとおりです。
ポート番号を変更します。
以下のファイルを開きます。
【Windows】
<Systemwalker Service Catalog Managerインストールフォルダ>\SWCTMG\SecurityManagement\conf\portal.properties
【Linux】
/etc/opt/FJSVctsec/conf/portal.properties
以下のurlに記述されているクラウドポータルのポート番号を変更します。ポート番号には同じ値を設定してください。
portalSsl.url
authedPortal.url
userManager.url
personalInfo.url
rManagerInfo.url
orgInfo.url
portala.logout.url
pki.url
aControl.url
community.url
sendmail.auth.url
Interstage管理コンソールを起動します。
Interstage管理コンソールの起動手順は以下のとおりです。
【Windows】
[スタート]メニューから[すべてのプログラム]>[Interstage]>[Application Server]>[Interstage管理コンソール]を選択します。
【Linux】
Webブラウザを起動します。
Interstage管理コンソールのURLを指定します。
以下にURLの形式を示します。
(SSL暗号化通信を使用しない場合)
http://[ホスト名]:[ポート番号]/IsAdmin/
(SSL暗号化通信を使用する場合)
https://[ホスト名]:[ポート番号]/IsAdmin/
Interstage管理コンソールにログインします。
ポート番号を変更します。
[システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[ctmg-https-ext]>[環境設定]を選択して、ポート番号を変更します。
保護リソースのポート番号を変更します。
[システム]>[セキュリティ]>[シングル・サインオン]>[認証基盤]>[リポジトリサーバ]>[保護リソース]>[<FQDN:業務サーバのポート番号>]を選択して、ポート番号を変更します。
業務システム構築ファイルを出力します。
[システム]>[セキュリティ]>[シングル・サインオン]>[認証基盤]>[業務システム構築ファイル]タブを選択します。
[業務システムの情報]を以下のように設定し、パスワード(6文字以上)を入力後、[ダウンロード]をクリックします。
設定項目 | 説明 |
---|---|
公開URL | http://<FQDN>:<業務サーバのポート番号>/ |
Interstage Portalworksとの連携 | 連携しない |
業務システムを削除します。
[システム]>[セキュリティ]>[シングル・サインオン]>[業務システム]で一覧を表示します。
設定されている(変更する)ポート番号の業務システムを削除します。
業務サーバを登録します。
“4.2.4.5 業務サーバの登録”を参考に、業務サーバを登録します。
コンテンツキャッシュの抑止を有効にします。
5.でダウンロードした業務システム構築ファイルおよびパスワードを使って、“4.2.4.6 コンテンツキャッシュの抑止”を参考に、コンテンツキャッシュの抑止を有効にします。
アクセス制御情報を更新します。
“4.2.4.7 アクセス制御情報の更新”を参考に、アクセス制御情報を更新します。
Systemwalker Service Catalog Managerの起動
Systemwalker Service Catalog Managerを起動してください。
以下のコマンドを実行して、Systemwalker Service Catalog Managerを起動します。
注意
本コマンドは管理者権限で実行してください。
Systemwalker Service Catalog Managerのシステムの起動は、OSの起動時にはすべて自動で実行されます。そのため、OSの再起動時にSystemwalker Service Catalog Managerのシステムを起動する必要はありません。
【Windows】
<Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\bin\swctmg_start.bat
【Linux】
/opt/FJSVctmg/bin/swctmg_start.sh
処理結果は、標準出力に出力されます。
処理結果の内容とその意味を以下に示します。
処理結果 | メッセージ |
---|---|
正常終了 | Successfully Started Systemwalker Service Catalog Manager. |
エラー | Starting Systemwalker Service Catalog Manager Failed!! |