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SystemwalkerService Catalog Manager V14g 導入ガイド
Systemwalker

7.1 クラウドポータルの設定

クラウドポータルのサーバのポート番号を変更する方法について説明します。

Systemwalker Service Catalog Managerの停止

Systemwalker Service Catalog Managerを停止してください。
以下のコマンドを実行して、Systemwalker Service Catalog Managerを停止します。

注意

本コマンドは管理者権限で実行してください。

【Windows】

<Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\bin\swctmg_stop.bat

【Linux】

/opt/FJSVctmg/bin/swctmg_stop.sh

処理結果は、標準出力に出力されます。
処理結果の内容とその意味を以下に示します。

処理結果

メッセージ

正常終了

Successfully Stopped Systemwalker Service Catalog Manager.

エラー

Stopping Systemwalker Service Catalog Manager Failed!!

portal.propertiesファイルの変更

ポート番号を変更する手順は以下のとおりです。

  1. ポート番号を変更します。

    以下のファイルを開きます。

    【Windows】

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールフォルダ>\SWCTMG\SecurityManagement\conf\portal.properties

    【Linux】

    /etc/opt/FJSVctsec/conf/portal.properties

    以下のurlに記述されているクラウドポータルのポート番号を変更します。ポート番号には同じ値を設定してください。

    • portalSsl.url

    • authedPortal.url

    • userManager.url

    • personalInfo.url

    • rManagerInfo.url

    • orgInfo.url

    • portala.logout.url

    • pki.url

    • aControl.url

    • community.url

    • sendmail.auth.url

  2. Interstage管理コンソールを起動します。

    Interstage管理コンソールの起動手順は以下のとおりです。

    【Windows】

    [スタート]メニューから[すべてのプログラム]>[Interstage]>[Application Server]>[Interstage管理コンソール]を選択します。

    【Linux】

    1. Webブラウザを起動します。

    2. Interstage管理コンソールのURLを指定します。

      以下にURLの形式を示します。
      (SSL暗号化通信を使用しない場合)

      http://[ホスト名]:[ポート番号]/IsAdmin/

      (SSL暗号化通信を使用する場合)

      https://[ホスト名]:[ポート番号]/IsAdmin/

    3. Interstage管理コンソールにログインします。

  3. ポート番号を変更します。

    [システム]>[サービス]>[Webサーバ]>[ctmg-https-ext]>[環境設定]を選択して、ポート番号を変更します。

  4. 保護リソースのポート番号を変更します。

    [システム]>[セキュリティ]>[シングル・サインオン]>[認証基盤]>[リポジトリサーバ]>[保護リソース]>[<FQDN:業務サーバのポート番号>]を選択して、ポート番号を変更します。

  5. 業務システム構築ファイルを出力します。

    [システム]>[セキュリティ]>[シングル・サインオン]>[認証基盤]>[業務システム構築ファイル]タブを選択します。
    [業務システムの情報]を以下のように設定し、パスワード(6文字以上)を入力後、[ダウンロード]をクリックします。

    設定項目

    説明

    公開URL

    http://<FQDN>:<業務サーバのポート番号>/

    Interstage Portalworksとの連携

    連携しない

  6. 業務システムを削除します。

    [システム]>[セキュリティ]>[シングル・サインオン]>[業務システム]で一覧を表示します。
    設定されている(変更する)ポート番号の業務システムを削除します。

  7. 業務サーバを登録します。

    4.2.4.5 業務サーバの登録”を参考に、業務サーバを登録します。

  8. コンテンツキャッシュの抑止を有効にします。

    5.でダウンロードした業務システム構築ファイルおよびパスワードを使って、“4.2.4.6 コンテンツキャッシュの抑止”を参考に、コンテンツキャッシュの抑止を有効にします。

  9. アクセス制御情報を更新します。

    4.2.4.7 アクセス制御情報の更新”を参考に、アクセス制御情報を更新します。

Systemwalker Service Catalog Managerの起動

Systemwalker Service Catalog Managerを起動してください。
以下のコマンドを実行して、Systemwalker Service Catalog Managerを起動します。

注意

  • 本コマンドは管理者権限で実行してください。

  • Systemwalker Service Catalog Managerのシステムの起動は、OSの起動時にはすべて自動で実行されます。そのため、OSの再起動時にSystemwalker Service Catalog Managerのシステムを起動する必要はありません。

【Windows】

<Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\bin\swctmg_start.bat

【Linux】

/opt/FJSVctmg/bin/swctmg_start.sh

処理結果は、標準出力に出力されます。
処理結果の内容とその意味を以下に示します。

処理結果

メッセージ

正常終了

Successfully Started Systemwalker Service Catalog Manager.

エラー

Starting Systemwalker Service Catalog Manager Failed!!