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Systemwalker Centric Manager Hyper-V 監視スタートガイド
Systemwalker

8.2 不要なメッセージを監視対象からはずす


運用を行っていく上で、監視する必要がなくなったメッセージは、監視対象からはずすことができます。

監視する必要がなくなったメッセージを監視対象からはずすには、運用で使用しているポリシーを変更します。


本書では、第6章で作成したポリシーを変更して、以下のメッセージを監視対象からはずす手順について説明します。

変更するポリシー

変更するポリシー

関連するポリシーグループ

配付先

イベント監視

運用管理サーバ用ポリシーグループ

運用管理サーバ

監視対象からはずすメッセージ

項目

内容

メッセージ

“分解用エンジンで抽出エラーが起きたため”が含まれるメッセージ

イベントID

6

ソース

Symantec AntiVirus

種類

警告

ログ

アプリケーションログ


なお、あらかじめ監視対象からはずすメッセージの一覧を作成し、定期的に監視するメッセージをメンテナンスすることをおすすめします。


ポリシーを変更して不要なメッセージを監視対象からはずす手順は以下のとおりです。


  1. [スタート]メニューから[すべてのプログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[Systemwalkerコンソール]を選択します。

    →[Systemwalkerコンソール [監視]]画面が表示されます。

  2. [Systemwalkerコンソール [監視]]画面で、[機能選択]コンボボックスから[編集]を選択します。

  3. [Systemwalkerコンソール[編集]]画面で、[ポリシー]メニューから[監視]-[監視ポリシー]を選択します。

  4. [監視ポリシー[管理]]画面で、[オプション]メニューから[カスタムモード表示]を選択します。

  5. 以下の手順でポリシーを変更します。

    1. [監視ポリシー[管理]]画面で、[設定対象]-[ポリシー]-[イベントの監視]-[監視条件]-[イベント監視]を右クリックし、[更新]を選択します。

    2. [イベント監視[監視条件]]画面で、[詳細設定]ボタンをクリックします。

    3. [イベント監視の条件定義]画面で、[番号]の[1]を選択し、[イベント]メニューから[イベントの追加]を選択します。

    4. [イベント定義/アクション定義]画面で、[詳細設定]ボタンをクリックします。

    5. [イベント定義(詳細)]画面で、[入力支援]ボタンをクリックします。

    6. [入力支援]画面の[Windowsイベントログの形式で入力する]で、以下を入力後、[OK]ボタンをクリックします。

      項目

      設定値

      [ログ]

      [アプリケーションログ]

      [イベントID]

      6

      [ソース]

      [Symantec AntiVirus]

      [種類]

      [警告]

      [説明]

      [分解用エンジンで抽出エラーが起きたため]

    7. [イベント定義(詳細)]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

    8. [イベント定義/アクション定義]画面で、[メッセージ監視アクション]タブをクリックします。

    9. [メッセージ監視アクション]タブの画面で、[詳細設定]ボタンをクリックします。

    10. [メッセージ監視(詳細)]画面で以下を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

      項目

      設定値

      [上位システムに送信]

      [しない]

      [ログ格納]

      [しない]

    11. [イベント定義/アクション定義]画面の[メッセージ監視アクション]タブで、[OK]ボタンをクリックします。

    12. [イベント監視の条件定義]画面で、[ファイル]メニューから[終了]を選択します。

    13. 以下の確認画面で[はい]ボタンをクリックします。

  6. 簡易チェックツールを使用して、監視対象からはずすメッセージが正しく定義されているかどうかを確認します。

    1. 以下の確認画面で[はい]ボタンをクリックし、簡易チェックツールを起動します。

    2. [簡易チェックツール(イベント監視の条件定義)]画面で、[操作]メニューから[メッセージの設定]-[Windowsイベントログ]を選択します。

    3. [メッセージの設定- Windowsイベントログ]画面で以下を設定し、[チェック]ボタンをクリックします。

      項目

      設定値

      [ログの種類]

      [アプリケーションログ]

      [イベントID]

      6

      [ソース]

      [Symantec AntiVirus]

      [種類]

      警告

      [説明]

      [分解用エンジンで抽出エラーが起きたため]

    4. [メッセージの設定- Windowsイベントログ]画面で、[キャンセル]ボタンをクリックします。

    5. [簡易チェックツール(イベント監視の条件定義)]画面で、以下を確認します。

      確認項目

      □追加した行の行番号[1]の部分が青になっている

    6. [簡易チェックツール(イベント監視の条件定義)]画面で、[ファイル]メニューから[終了]を選択します。

    7. 以下の確認画面で、[はい]ボタンをクリックします。

    8. [イベント監視[監視条件]]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

  7. 変更したポリシーを有効にするために、ポリシーを配付します。

    [監視ポリシー[管理]]画面で、[設定対象]-[ポリシーグループ]を右クリックし、[全て配付]を選択します。

  8. 以下の確認画面で、[はい]ボタンをクリックします。

  9. ポリシーの配付が完了し、[監視ポリシー[配付結果]]画面が表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。

  10. [監視ポリシー[管理]]画面の[配付状況]タブで、以下のポリシーグループの[配付状況]が[配付済み]となっていることを確認します。

    確認項目

    □[運用管理サーバ用ポリシーグループ]の配付状況が配付済みになっている

  11. [監視ポリシー[管理]]画面で、[ファイル]メニューから[閉じる]を選択します。

  12. [Systemwalkerコンソール [編集]]画面で、[機能選択]コンボボックスから[監視]を選択します。

    →[Systemwalkerコンソール[監視]]画面が表示されます。