ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド
Interstage

5.8 Symfowareの監査証跡

Interstage V10 Java EEでアプリケーションがSymfowareに対して操作を行うときに、これらの操作情報を、自動的にSymfowareの監査ログデータベースに出力します。
監査ログ自動出力機能はSymfowareより提供され、出力情報には、アクセス時間、アクセスIP、実行したSQL文などが含まれます。追跡調査用の詳細情報を提供するために、Interstage V10 Java EE機能で提供されている監査証跡機能は、Symfowareの監査ログに、サーバーインスタンス名およびスレッド情報を追加します。

Interstage V10 Java EEでは以下の図のようにSymfowareと連携して、サーバーインスタンス名およびスレッド情報を自動的にSymfowareの監査ログに出力することができます。
発行されたSQL文などのデータベースアクセス情報とともにスレッド情報が監査ログに出力されるため、どのサーバーインスタンスのどのスレッドからデータベースのデータを操作したかを特定することも可能です。