J2EE機能とJava EE機能で大きな違いはありません。
■比較
名前
J2EE機能名/定義名 | J2EE定義方法 | Java EE機能名/定義名 | Java EE定義方法 |
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名前 | ■Interstage管理コンソール 実行クラス > 名前 | 名前 | ■Interstage Java EE管理コンソール アプリケーション> ライフサイクルモジュール> 名前 |
■コマンド IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。 <IJServer><ExecutionClasses><StartupClass><Name> ※停止時実行クラスの場合は、<StartupClass>を<ShutdownClass>に読み替えてください。 | ■コマンド create-lifecycle-moduleサブコマンドのオペランドで指定します。 |
定義名を指定します。
実行するクラス名
J2EE機能名/定義名 | J2EE定義方法 | Java EE機能名/定義名 | Java EE定義方法 |
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実行するクラス名 | ■Interstage管理コンソール 実行クラス > 実行するクラス名 | クラス名 | ■Interstage Java EE管理コンソール アプリケーション> ライフサイクルモジュール> クラス名 |
■コマンド IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。 <IJServer><ExecutionClasses><StartupClass><ClassName> ※停止時実行クラスの場合は、<StartupClass>を<ShutdownClass>に読み替えてください。 | ■コマンド create-lifecycle-moduleサブコマンドの--classnameオプションで指定します。 |
実行するクラスを指定します。
実行順
J2EE機能名/定義名 | J2EE定義方法 | Java EE機能名/定義名 | Java EE定義方法 |
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実行順 | ■Interstage管理コンソール 実行クラス > 実行順 | 読み込み順序 | ■Interstage Java EE管理コンソール アプリケーション> ライフサイクルモジュール> 読み込み順序 |
■コマンド IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。 <IJServer><ExecutionClasses><StartupClass><RelationalApplicationName>、 および、 <IJServer><ExecutionClasses><StartupClass><CallsOption> ※停止時実行クラスの場合は、<StartupClass>を<ShutdownClass>に読み替えてください。 | ■コマンド create-lifecycle-moduleサブコマンドの--loadorderオプションで指定します。 |
Java EEのライフサイクルモジュールでは、モジュール間の実行順を「読み込み順序」として数値で指定します。
引数
J2EE機能名/定義名 | J2EE定義方法 | Java EE機能名/定義名 | Java EE定義方法 |
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引数 | ■Interstage管理コンソール 実行クラス > 引数 | プロパティ | ■Interstage Java EE管理コンソール アプリケーション> ライフサイクルモジュール> [ライフサイクルモジュール名]> 追加プロパティ
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■コマンド IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。 <IJServer><ExecutionClasses><StartupClass><Args> <IJServer><ExecutionClasses><ShutdownClass><Args> | ■コマンド create-lifecycle-moduleサブコマンドの--propertyオプションで指定します。 |
Java EEのライフサイクルモジュールでは、プロパティを利用して引数を受渡します。
例外発生時のワークユニット起動
J2EE機能名/定義名 | J2EE定義方法 | Java EE機能名/定義名 | Java EE定義方法 |
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例外発生時のワークユニット起動 | ■Interstage管理コンソール 実行クラス > 例外発生時のワークユニット起動 | - | - |
■コマンド IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。 <IJServer><ExecutionClasses><StartupClass><FailureOption> ※停止時実行クラスの場合は、<StartupClass>を<ShutdownClass>に読み替えてください。 |
Java EEでは、例外発生時の動作を指定することはできません。
ワークユニット多重時の呼び出し
J2EE機能名/定義名 | J2EE定義方法 | Java EE機能名/定義名 | Java EE定義方法 |
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ワークユニット多重時の呼び出し | ■Interstage管理コンソール 実行クラス > ワークユニット多重時の呼び出し | - | - |
■コマンド IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。 <IJServer><ExecutionClasses><StartupClass><ExecuteForEachProcess> ※停止時実行クラスの場合は、<StartupClass>を<ShutdownClass>に読み替えてください。 |
J2EEでは、プロセス多重度が2以上のIJServerにおいて、起動・停止時実行クラスをIJServerで一度だけ呼び出すことができました。
Java EEでは、複数サーバーインスタンスが定義されたIJServerクラスタにおいて、必ずサーバーインスタンスごとにライフサイクルモジュールが実行されます。
クラスを実行するコンテナ
J2EE機能名/定義名 | J2EE定義方法 | Java EE機能名/定義名 | Java EE定義方法 |
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クラスを実行するコンテナ | ■Interstage管理コンソール 実行クラス > クラスを実行するコンテナ | - | - |
■コマンド IJServer定義ファイルの以下のタグで指定します。 <IJServer><ExecutionClasses><StartupClass><Container> ※停止時実行クラスの場合は、<StartupClass>を<ShutdownClass>に読み替えてください。 |
Java EEでは、WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVMで運用する形態のIJServerクラスタを作成することはできないため、クラスを実行するコンテナを指定する必要はありません。