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Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
Interstage

1.3.12 J2EE互換の資源

1.3.12.1 Interstage JMSの資源

Interstage JMSは、以下の製品で利用可能です。

環境定義ファイル

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

V4.x ~ V5.x

(注1)

V6.0 以降

○:互換あり。  △:一部互換なし。  ×:互換なし。  -:定義が存在しない。


  1)

Interstage Application Server V4.x/V5.xで作成した以下の定義のJNDI名に「コロン(:)」が含まれている場合、本バージョン・レベルにおいて、Interstage管理コンソールを使用して以下の定義の一覧を表示すると、エラーメッセージ「jms9997」が出力され操作することができません。

  • ConnectionFactory定義

  • Destination定義

「コロン(:)」が設定された上記の定義を管理する場合は、JMS運用コマンドを使用するか、またはInterstage管理コンソールを使用する前にJMS運用コマンドを使用して、該当する上記の定義を削除してください。


注意

イベントサービス運用コマンド使用時に利用するイベントサービスの資源について注意する必要があります。「1.3.10 イベントサービスの資源」を参照して確認してください。

1.3.12.2 J2EEの資源

セキュリティ管理環境定義ファイル

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

V4.0

V4.1 以降

○:互換あり。  △:一部互換なし。  ×:互換なし。  -:定義が存在しない。


isj2eeadminコマンドの定義ファイル

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

8.0、V9

(注1)

○:互換あり。  △:一部互換なし。  ×:互換なし。  -:定義が存在しない。


  1)

以前のバージョン・レベルで抽出した定義ファイルを利用して、定義を新規追加する場合、isj2eeadminコマンドの互換オプションを使用することができます。
互換オプションについての詳細は、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「isj2eeadmin」の「互換オプションについて」を参照してください。
ただし、V8.0互換モードのIJServerは作成できなくなったため、<Version>タグの値を8.0に指定することができなくなりました。<Version>タグを削除するか9.0を指定してください。
また、互換オプションを指定してV8.0互換モードのIJServerを作成することもできません。

注意

本製品では、Java EEアプリケーションの実行環境と、J2EEアプリケーションの実行環境を提供しています。Java EEアプリケーションの実行環境は、Interstage Application Server V9.2から提供しており、Interstage Application Server V10から推奨となっています。一方、J2EEアプリケーションの実行環境は、旧製品から移行するための互換機能として提供しています。J2EEアプリケーションの実行環境は、将来的には提供を停止する予定ですので、Java EEアプリケーションの実行環境への移行をご検討ください。

1.3.12.3 Servletサービスの資源

環境定義ファイル

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

V2.x ~ 8.0

×

V9.0以降

(注1)

○:互換あり。  △:一部互換なし。  ×:互換なし。  -:定義が存在しない。


  1)

本製品ではTomcat5.5ベースのServletサービスを提供しています。Tomcat5.5ベースのServletサービスを使用していた場合の環境定義ファイルは、本製品でも使用可能です。


注意

本製品では、Tomcat4.1ベースのServletサービスと、Interstage Application Server V5.1以前のサーブレット実行環境であるTomcat3.1ベースのサーブレット実行環境を提供していません。Tomcat5.5ベースのServletサービスへ移行する場合には「J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)」の「Servletサービス(Tomcat5.5ベースのサーブレット実行環境)への移行」を参照して移行してください。