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Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集
Interstage

15.2.4 業務サーバの認可に関するトラブル

SSOリポジトリに保護リソースやパス定義の追加/変更/削除を行ったが、正しく認可されない

  保護リソースやパス定義の追加/変更/削除を行った場合は、必ずアクセス制御情報の更新を行ってください。(注1)
  なお、ロール定義も合わせて変更した場合は、必ずロール情報を更新した後、アクセス制御情報の更新を行ってください。(注1)(注2)

拡張ユーザ情報がWebアプリケーションに通知されない

  以下の点を確認してください。

アクセス制御情報の更新に失敗する

  業務サーバのInterstage管理コンソールを使用して、アクセス制御情報の更新を行った場合、sso04139のエラーメッセージが表示される場合があります。
  リポジトリサーバのシステムのログにエラーが出力されているか確認し、エラーが出力されている場合は、リポジトリサーバのシステムのログの対処に従ってください。

アクセス制御情報ファイルの更新を行ったが、正しく認可されない

業務システムの保護リソースにアクセスしたが、応答が極端に遅い

  アクセス制御の対象とする必要のないパスが、保護パスに設定されている可能性があります。アクセス制御の対象とする必要のないパスが、保護パスの対象外になるように設定してください。(注7)

認証前にアクセスした保護リソースと異なる保護リソースが表示される

  認証失敗時、または認証キャンセル時に、Webブラウザを閉じずに継続して、保護リソースにアクセスしたため、以前にアクセスした保護リソースの情報が残っている可能性があります。
  Webブラウザを終了し再度起動して、保護リソースにアクセスし直してください。


  注1)アクセス制御情報の更新は、業務サーバのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [アクセス制御情報の更新]タブの[更新]ボタンをクリックしてください。

  注2)ロール情報の更新は、リポジトリサーバ(更新系)のInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [ロール情報の更新]タブの[更新]ボタンをクリックしてください。

  注3)拡張ユーザ情報をWebアプリケーションに通知するシステムとして可能な組み合わせについては、“使用上の注意”の“注意事項”-“Interstage シングル・サインオンの注意事項”-“バージョン・エディション混在でシングル・サインオンシステムを構築する場合の注意事項”を参照してください。

  注4)通知する拡張ユーザ情報については、リポジトリサーバ(更新系)のInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [保護リソース] > [サイト定義] > [保護パス] >[パス定義]をクリックし、[パス定義]の[拡張ユーザ情報の通知]を確認してください。

  5)リポジトリサーバの停止については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“シングル・サインオンの停止”-“リポジトリサーバの停止”を参照してください。リポジトリサーバの起動については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“シングル・サインオンの起動”-“リポジトリサーバの起動”を参照してください。

  6)リポジトリサーバ(参照系)の作成方法については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築(SSO管理者編)”-“リポジトリサーバの構築”-“リポジトリサーバ(参照系)の追加”を参照してください。

  注7)保護パスの設定方法については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築(SSO管理者編)”-“業務システムの登録”-“保護リソースなどの登録”-“保護パスの登録”を参照してください。