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Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集
Interstage

12.7 OTS動作環境の異常

OTSの動作環境に異常が発生した場合の環境の初期化方法について、以下に説明します。

注意

本操作は、手動によりOTSの動作環境を初期化します。十分に注意して操作してください。

  1. サイトからサーバグループに参加しているサーバを離脱します。マルチサーバ環境において、対象サーバがサイトに参加している場合は、サイトから削除してください。

  2. 以下のOTS動作環境ファイルが残っている場合は、OTS動作環境ファイルを削除します。

    C:\Interstage\ots\etc\setup.inf
    C:\Interstage\ots\etc\sysconfig
    C:\Interstage\ots\etc\sysconfig.ser
    C:\Interstage\ots\etc\rmpconfig.ser

    /opt/FSUNots/etc/otssetup.inf
    /opt/FSUNots/etc/sysconfig
    /opt/FSUNots/etc/sysconfig.ser
    /opt/FSUNots/etc/rmpconfig.ser

    /opt/FJSVots/etc/otssetup.inf
    /opt/FJSVots/etc/sysconfig
    /opt/FJSVots/etc/sysconfig.ser
    /opt/FJSVots/etc/rmpconfig.ser
  3. Interstage管理コンソール/セットアップ情報ファイル/Interstage動作環境定義に指定したトランザクションログファイルが残っている場合は、トランザクションログファイルを削除します。

  4. データベース連携サービスが登録した以下のネーミングサービス登録情報を削除します。

    • CosTransactions::RecoveryCoordinator

    • JTSRMP:xxxxxx

      注)xxxxxxは、環境により異なります。odlistnsコマンドで登録情報を確認してください。

      # odlistns
      Name(Type)      IntfID
      JTSRMP:220A7D9D(o) IDL:com/fujitsu/interstage/ots/jts/FjtsResourceFactory:1.0
      CosTransactions::RecoveryCoordinator(o) IDL:CosTransactions/RecoveryCoordinator:1.0
      # OD_or_adm -d -n CosTransactions::RecoveryCoordinator
      # OD_or_adm -d -n JTSRMP:220A7D9D
  5. データベース連携サービスが登録したインプリメンテーションリポジトリ情報を削除します。

    # OD_impl_inst -d -r IDL:CosTransactions/RecoveryCoordinator:1.0
    # OD_impl_inst -d -r IDL:CosTransactions/TransactionFactory:1.0
    # OD_impl_inst -d -r OTS_JTSRMP
  6. データベース連携サービスが登録したイニシャルサービス情報を削除します。

    # OD_or_adm -d -i TransactionService