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Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集
Interstage

4.4 画面の異常

Interstageのセットアップが失敗したあとにセットアップログを表示したウンドウを閉じないで操作を続けると正常に画面が遷移できない

本現象が発生した場合は、セットアップログが表示されているウィンドウを閉じてから操作を続行するようにしてください。


Interstage管理コンソールの一部の文字が稀に文字化けすることがある

本現象が発生した場合は、以下のどちらかの対処を行ってください。

Interstage管理コンソールの操作中に、以下のエラーメッセージが出力されてそのあとの操作ができない

Internet Explorerではこのページは表示できません(Internet Explorer 789の場合)
ページ表示できません(Internet Explorer 6の場合)
Internal Server Error

本現象が発生した場合は、Interstage管理コンソールが動作するために必要なサービスが起動されていない可能性があります。確認方法を参照し、必要なサービスが起動されているかを確認してください。

注意

  • [コンソール切替]ボタンの押下時、または[Interstage Java EE管理コンソール]のツリーノードのクリック時に、本現象が発生した場合は、起動状態にかかわらず、サービスを再起動してください。

  • 本現象は、ウィンドウ全体ではなく、フレーム単位に発生することがあります。


■確認方法


Windows(R)のサービスから、以下のサービスが起動しているかを確認し、起動されていないサービスがある場合は、そのサービスを起動してください。

  • Interstage JServlet(OperationManagement)

  • Interstage Operation Tool

  • Interstage Operation Tool(FJapache)

上記のすべてのサービスが起動されていない場合は、「Interstage Operation Tool」を起動してください。
「Interstage Operation Tool(FJapache)」および「Interstage JServlet(OperationManagement)」は、「Interstage Operation Tool」と依存関係があるため、「Interstage Operation Tool」を起動することによりすべて起動できます。


以下のサービスが起動しているかを確認してください。

  • Interstage JMXサービス

  • Interstage管理コンソール用Servletサービス

  • Interstage HTTP Server(Interstage管理コンソール用)

起動していない場合は、以下のコマンドを実行してください。

  1. Interstage JMXサービスを起動します。

    # /opt/FJSVisjmx/bin/isjmxstart
  2. Interstage管理コンソール用Servletサービスを起動します。

    # /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstart
  3. Interstage HTTP Server(Interstage管理コンソール用)を起動します。

    # /opt/FJSVihs/bin/httpd -f /etc/opt/FJSVisgui/httpd.conf -s "#ISCONSOLE" -K

再起動する場合は、以下のコマンドでサービスを停止してから、起動してください。

  1. Interstage JMXサービスを停止します。

    # /opt/FJSVisjmx/bin/isjmxstop
  2. Interstage管理コンソール用Servletサービスを停止します。

    # /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstop
  3. Interstage HTTP Server(Interstage管理コンソール用)を停止します。

    # kill `cat /var/opt/FJSVisgui/tmp/httpd.pid`

また、該当するサービスのログファイルなどを参照し、問題が発生していないかを確認してください。
ログファイルなどを参照しても問題が解決できない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


Interstage管理コンソールの操作中に、無応答となる
またはブランクページが表示され

本現象が発生した場合は、以下の原因が考えられます。

以下の対処を行ってから操作してください。

  1. 現在作業中のWebブラウザを閉じます。

  2. 新しくWebブラウザを起動します。

  3. 再度Interstage管理コンソールにログインします。


Interstage管理コンソールの操作中セッションタイムアウト時間に到達する前にセッションタイムアウトが発生する

本現象が発生した場合は、サーバのシステム時間を大幅に進めた可能性があります。
再度Interstage管理コンソールにログイン後、操作を行ってください。

なお、WebブラウザとしてInternet Explorer 7/8/9を使用している場合は、以下のエラーが発生します。

Internet Explorerではこのページは表示できません。

Interstage管理コンソールから操作を行うと画面遷移しない

本現象が発生した場合は、Interstage管理コンソールを動作させるために必要なWebブラウザの設定が無効になっている可能性があります。
以下の手順で、Interstage管理コンソールが動作しているゾーンのWebブラウザの設定を有効にしてください。

  1. Interstage 管理コンソールを表示した状態で、Webブラウザの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で、[セキュリティ]タブをクリックします。
    この時点で選択されているゾーンを変更しないでください。

  2. [レベルのカスタマイズ]をクリックします。

  3. [スクリプト]セクションで、[アクティブスクリプト]を「有効にする」に変更します。

  4. Webブラウザを再起動します。

  5. Interstage管理コンソールにログインします。


Interstage管理コンソールのツリー部だけが英語で表示される

本現象が発生した場合は、エンコードに日本語以外の言語を指定したWebブラウザを使用してInterstage管理コンソールにアクセスした可能性があります。
以下の手順で回避してください。

  1. Interstage管理コンソールのサービスを再起動します。

  2. エンコードに日本語を指定したWebブラウザを使用してInterstage管理コンソールにアクセスします。


以下のエラーメッセージ出力され画面が更新されない

IS: エラー: is40003: Interstage JMX サービスに接続できませんでした

Interstage管理コンソールにログイン後、Interstage Operation Toolを再起動した場合、またはLANを切断した場合、Interstage管理コンソールのその後の処理中にエラーメッセージis40003が出力されることがあります。
再度ログイン画面を表示し、ログインしてください。


Internet Explorer 78/9を使用した場合ステータスバーに文字列が表示されない

本現象が発生した場合は、Interstage管理コンソールを動作させるために必要なWebブラウザの設定が無効になっている可能性があります。
以下の手順で、Interstage管理コンソールが動作しているゾーンのWebブラウザの設定を有効にしてください。

  1. Interstage 管理コンソールを表示した状態で、Webブラウザの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で、[セキュリティ]タブをクリックします。
    この時点で選択されているゾーンを変更しないでください。

  2. [レベルのカスタマイズ]をクリックします。

  3. [スクリプト]セクションで、[スクリプトでのステータスバーの更新を許可する]を「有効にする」に変更します。

注意

セキュリティ設定を変更するゾーンに信頼できないWebサイトが含まれる場合は、本設定を変更しないでください。


ズーム機能を使用した場合画面表示が崩れる

ズーム機能を使用した場合、画面表示が崩れる場合があります。画面表示が崩れる場合は、標準倍率で使用してください。


Interstage管理コンソール画面遷移および操作に異常が発生する

Internet Explorer 89において複数のWebブラウザから操作ている場合

1つの端末から複数のInterstage管理コンソールを操作することはできません。本操作を行った場合、Interstage管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
1つの端末から複数のInterstage管理コンソールを操作する場合は、以下の対処を行ってください。

Internet Explorer 78/9においてタブブラウズ機能を使用している場合

1つのWebブラウザ上で、タブブラウズ機能を使用して、複数のタブからInterstage管理コンソールを起動することはできません。本操作を行った場合、Interstage管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
Interstage管理コンソールを使用する場合は、複数のタブを使用しないでください。
また、複数のInterstage管理コンソールを起動する場合は、セッションが異なる複数のWebブラウザを起動してInterstage管理コンソールを操作してください。


タブブラウズ機能を使用していない場合

Internet Explorerにおいて、ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定が無効になっている可能性があります。
以下の手順で、ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定を有効にしてください。

Internet Explorer 789の場合

  1. Internet Explorerの[メニュー]-[ツール]-[インターネットオプション]-[詳細設定]で、[ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する(タブブラウズが無効である場合)]のチェックボックスが選択されているかを確認します。

  2. 1.で、[ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する(タブブラウズが無効である場合)]のチェックボックスが選択されていない場合は、チェックボックスを選択します。

Internet Explorer 6の場合

  1. Internet Explorerの[メニュー]-[ツール]-[インターネットオプション]-[詳細設定]で、[ショートカットを起動するためにウィンドウを再使用する]のチェックボックスが選択されているかを確認します。

  2. 1.で、[ショートカットを起動するためにウィンドウを再使用する]のチェックボックスが選択されていない場合は、チェックボックスを選択します。


Interstage管理コンソールの画面表示中に、画面が崩れて表示される

本現象は、特に問題ありません。使用中のWebブラウザまたはオペレーティングシステムの状況により、画面レンダリングに時間がかかることがあります。この場合、表示中の画面が画面表示完了後の画面と異なったり、一時的に崩れたり、存在しない項目が表示されたりすることがあります。


Interstage管理コンソールのツリー部に、ワークユニットのアイコンが表示されない

アプリケーションのJavaヒープ領域の不足により、Interstage管理コンソールの描画処理に失敗した可能性があります。
アプリケーションが使用しているJavaヒープ領域が不足していないかを確認し、必要に応じて、Javaヒープ領域の設定値をチューニングしてください。


Interstage管理コンソールに[Interstage Java EE管理コンソール]のツリーノードが表示されない

本現象が発生した際に、[コンソール切替]ボタンが表示されていない場合は、Java EEがインストールされていない可能性があります。Java EEがインストールされているかを確認し、Java EEがインストールされていない場合は、Java EEをインストールしてください。

本現象が発生した際に、[コンソール切替]ボタンが表示されている場合は、GUI統合運用を使用しているためであり、正常な動作です。必要に応じて、以下の対処/回避を行ってください。

■対処方法

Interstage Java EE管理コンソールを操作する場合は、[コンソール切替]ボタンを押下して、管理コンソール画面を切り替えて操作してください。

■回避方法

表示しているInterstage管理コンソールをそのままの状態で、Interstage Java EE管理コンソールを使用する場合は、新しくWebブラウザを起動して、Interstage Java EE管理コンソールにログインして操作してください。


SSL証明書に関する警告ダイアログが頻繁に出力される

1つの端末上でInternet Explorer 6を使用して、Interstage管理コンソールとInterstage Java EE管理コンソールを同時に操作した場合、証明書に問題があることを示す警告ダイアログが頻繁に出力される可能性があります。
ダイアログの出力を抑制するには、Internet Explorer 7/8/9を使用して操作してください。