CORBAサービスのトレース機能は、アプリケーションの入出力情報をロギングします。ロギングされたトレース情報は、通常運用中は共用メモリ上に採取され、コマンド操作によりファイルに出力することができます。採取したトレース情報は、アプリケーション運用時のトラブルの原因究明に役立てることができます。
採取されるトレース情報と、トレース情報採取コマンドについて説明します。
■採取されるトレース情報
CORBAアプリケーションのトレース情報として、以下の動作に対する情報が採取されます。
サーバアプリケーション活性化時
コネクション確立時
リクエストの送信から応答の返信まで
コネクション切断時
サーバアプリケーション非活性化時
エラー発生時(エラー詳細情報)
■トレース情報採取コマンドと生成物
トレース情報採取に使用するコマンドと生成物の関係を以下に示します。
■トレース情報採取コマンド