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Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
Interstage

64.24.8 DEP5023

コマンドの実行環境に誤りがあります: 詳細=%s1 関数=%s2

可変情報

%s1:詳細コード
%s2:エラーが発生した関数名

意味

コマンドの実行環境に誤りがあります。

システムの処理

処理を中断します。

ユーザの対処

詳細コードに応じて以下の原因が考えられます。原因を取り除いて再度コマンドを実行してください。

  • 詳細コード(001)の場合は、以下の可能性があります。

    • 環境変数CLASSPATHの設定に誤りがある可能性があります。環境変数の見直しを行ってください。

    • コマンドが動作するJavaの環境を見つけることができません。コマンド用環境設定ファイルにJavaの環境情報を定義してください。

    • Javaの実行環境に異常がある可能性があります。

  • 詳細コード(002)の場合は、環境変数IS_HOMEの設定に誤りがある可能性があります。環境変数の見直しを行ってください。

コマンド用環境設定ファイル

このファイルは、下記のコマンドが動作するための情報を定義するファイルです。

  • ijsdeployment

  • ijsundeployment

  • ijslistapl

基本的に環境設定ファイルを変更する必要はありません。
変更が必要な場合は、必要に応じてエディタなどを使って編集してください。
編集した内容は次回の実行から有効となります。


コマンド用環境設定ファイルの格納先

[Interstageインストールフォルダ]\J2EE\etc\ijscomprop.conf

/opt/FJSVj2ee/etc/ijscomprop.conf


コマンド用環境設定ファイルの定義内容

キー

説明

省略値

java.home

コマンドが動作する際に使用するJava VMを変更する場合にJDK/JREのインストールディレクトリのパス名を指定します。コマンドでは指定されたディレクトリの以下のコマンドを実行します。

bin\java.exe

bin/java

パス環境変数

省略値については“J2EEユーザーズガイド”の“動作環境の確認とカスタマイズ”の“動作環境の確認”を参照してください。

java.maxMemory

コマンドの延長で起動するJava VMに割り当てられるメモリの最大サイズをメガバイト単位で指定します。

512で動作します。


コマンド用環境設定ファイルの定義例

コマンド用環境設定ファイルの環境設定ファイルの定義例を次に示します。
「キー=値」の形式で、改行で区切って記述します。
コメント行の先頭には"#"を記述してください。
値に空白文字を記述する場合は、二重引用符で括って記述してください。
定義項目の設定値に誤りがあった場合には、省略値を使用して動作します。

-------------------------------------------------------------------
# Interstage J2EE Deployment Command Configuration file
java.home=C:\Interstage\JDK5・・・環境にあわせて適宜指定します
java.maxMemory=512
-------------------------------------------------------------------

-------------------------------------------------------------------
# Interstage J2EE Deployment Command Configuration file
java.home=/opt/FJSVawjbk/jdk5 ・・・環境にあわせて適宜指定します
java.maxMemory=512
-------------------------------------------------------------------