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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)
Interstage

3.2.5 コンパイル・リンク方法(Solaris)

サーバアプリケーションとスケルトンをコンパイル・リンクする方法について、Forte Developer 6シリーズのコンパイラを使用した場合の例を以下に示します。


Oracleの場合(Oracleインストールパス:/opt/oracle
/opt/SUNWspro/bin/CC  -lsocket -lnsl -L/opt/FSUNots/lib -lservapl -lservaplcpp50 -ltacebasent  \
  -L/opt/FSUNod/lib/nt -lOM -lOMcpp50 -lOMcncpp50 -L/opt/oracle/lib -lclntsh                    \
  -o test1_s_c++ test1_s_c++.o test1_skel_c++.o test1_cdr.o test1_c++.o /opt/FSUNots/program/xa/libotsxaora.o

\:継続行


注意

リンクオプションに、「-lC」および「-lCrun」を指定しないでください。


サーバライブラリ

以下のライブラリをリンクします。上から順にリンクしてください。


サーバ管理ライブラリ

以下のファイルをリンクしてください。

使用用途

ファイル名

格納パス

サーバアプリケーションの運用環境用・データベースアクセスアプリケーション用

libservapl.so(注1)

/opt/FJSVots/lib(注2)

libtacebasent.so

サーバアプリケーションの運用環境用

libservaplcpp50.so

中継サーバアプリケーションの運用環境用

libservaplcnt.so(注1)

注1)中継サーバアプリケーションを作成する場合は、libservaplcnt.soをリンクしてください。この場合、libservapl.soをリンクする必要はありません。詳細については、「3.4.1 中継アプリケーションの作成について」を参照してください。

2本製品のインストールパスがデフォルトの場合のパスです。


XA連携用プログラム

使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。

使用用途

ファイル名

格納パス

Oracleにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用

libotsxaora.o

/opt/FSUNots/program/xa(注)

MQDにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用

libotsxamqd.o

MQDとOracleにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用

libotsxamqd_ora.o

注)本製品のインストールパスがデフォルトの場合のパスです。


データベース依存ライブラリ

使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。

データベース

ファイル名

格納パス

Oracle11gリリース2

libclntsh.so

Oracle Database Client (32-Bit)のOracleホーム・ディレクトリ/lib

Oracle11g/Oracle10g

libclntsh.so

Oracleホーム・ディレクトリ/lib32

Oracle9i

libclntsh.so

Oracleホーム・ディレクトリ/lib


CORBAサービス提供ライブラリ

CORBAサービス提供ライブラリのORBコア、インタフェースリポジトリ、およびネーミングサービスをリンクしてください。CORBAサービス提供ライブラリのファイル名および格納パスについては、「アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)」の「提供プログラム」-「CORBAサービスの提供プログラム」-「ライブラリ」-「サーバ用ライブラリ」を参照してください。