サーバアプリケーションとスケルトンをコンパイル・リンクする方法について、Forte Developer 6シリーズのコンパイラを使用した場合の例を以下に示します。
/opt/SUNWspro/bin/CC -lsocket -lnsl -L/opt/FSUNots/lib -lservapl -lservaplcpp50 -ltacebasent \ -L/opt/FSUNod/lib/nt -lOM -lOMcpp50 -lOMcncpp50 -L/opt/oracle/lib -lclntsh \ -o test1_s_c++ test1_s_c++.o test1_skel_c++.o test1_cdr.o test1_c++.o /opt/FSUNots/program/xa/libotsxaora.o
\:継続行
注意
リンクオプションに、「-lC」および「-lCrun」を指定しないでください。
■サーバライブラリ
以下のライブラリをリンクします。上から順にリンクしてください。
以下のファイルをリンクしてください。
使用用途 | ファイル名 | 格納パス |
---|---|---|
サーバアプリケーションの運用環境用・データベースアクセスアプリケーション用 | libservapl.so(注1) | /opt/FJSVots/lib(注2) |
libtacebasent.so | ||
サーバアプリケーションの運用環境用 | libservaplcpp50.so | |
中継サーバアプリケーションの運用環境用 | libservaplcnt.so(注1) |
注1)中継サーバアプリケーションを作成する場合は、libservaplcnt.soをリンクしてください。この場合、libservapl.soをリンクする必要はありません。詳細については、「3.4.1 中継アプリケーションの作成について」を参照してください。
注2)本製品のインストールパスがデフォルトの場合のパスです。
使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。
使用用途 | ファイル名 | 格納パス |
---|---|---|
Oracleにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用 | libotsxaora.o | /opt/FSUNots/program/xa(注) |
MQDにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用 | libotsxamqd.o | |
MQDとOracleにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用 | libotsxamqd_ora.o |
注)本製品のインストールパスがデフォルトの場合のパスです。
使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。
データベース | ファイル名 | 格納パス |
---|---|---|
Oracle11gリリース2 | libclntsh.so | Oracle Database Client (32-Bit)のOracleホーム・ディレクトリ/lib |
Oracle11g/Oracle10g | libclntsh.so | Oracleホーム・ディレクトリ/lib32 |
Oracle9i | libclntsh.so | Oracleホーム・ディレクトリ/lib |
CORBAサービス提供ライブラリのORBコア、インタフェースリポジトリ、およびネーミングサービスをリンクしてください。CORBAサービス提供ライブラリのファイル名および格納パスについては、「アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)」の「提供プログラム」-「CORBAサービスの提供プログラム」-「ライブラリ」-「サーバ用ライブラリ」を参照してください。