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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)
Interstage

3.4.1 中継アプリケーションの作成について

サーバ上でデータベースアクセスをしないでメソッド呼び出す場合



上図のように、データベースへアクセスせずに、メソッド呼出しだけを行うような「中継サーバアプリケーション」を作成する場合は、C言語のサーバアプリケーションを作成してください。その際、中継用サーバライブラリをリンクする必要があります。データベースシステムが提供するデータベースライブラリ、およびXA連携用プログラムをリンクする必要はありません。
中継用サーバライブラリを以下に示します。

libservaplcnt.lib

libservaplcnt.so

サーバ上でデータベースにアクセスし、さらにメソッド呼び出す場合

データベースをアクセスしてメソッド呼び出しを行うような「中継サーバアプリケーション」を作成する場合は、通常のサーバアプリケーションを作成するのと同様に、C++言語用のサーバライブラリや言語共通のサーバライブラリをリンクして、C++言語のサーバアプリケーションを作成してください。
C++言語用のサーバライブラリを以下に示します。

libservaplcpp.lib

libservaplcpp50.so

サーバ上のアプリケーションがトランザクションを制御する場合


サーバ上のアプリケーションがトランザクションを制御するような中継クライアントアプリケーションを作成する場合、通常のクライアントアプリケーションと同じ構成で作成します。サーバアプリケーションの初期化処理部で行っているOTS_initメソッド/OTS_termメソッドは、使用できません。
この場合の中継アプリケーション作成時に必要なライブラリを以下に示します。


中継アプリケーションの言語

アプリケーション作成用のCORBAサービスライブラリ

アプリケーション作成用のデータベース連携サービスライブラリ

C++

odsv.lib
odsvcpp.lib
odcnscpp.lib

libcurrentsv_cpp.lib



サーバ上のアプリケーションがトランザクションを制御する場合、クライアントアプリケーションと同じ構成で作成します。サーバアプリケーションの初期化処理部で行うOTS_initメソッド/OTS_termメソッドは、使用できません。