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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)
Interstage

1.1 運用パターン

クライアントとサーバ間でデータをやり取りする際、CORBAで規定されている以下のプロトコルを使用します。

ここでは、上記のプロトコルを使用した以下の運用パターンについて説明します。

CORBAクライアントとサーバ上のCORBAアプリケーションとの連携

CORBAの分散オブジェクト環境において、クライアントアプリケーションとサーバアプリケーション間で通信します。アプリケーションが複数のサーバシステムに分散して配置されているデータベースを利用する業務に適しています。
アプリケーションは、C言語/C++言語/Java言語/COBOLで作成します。COBOLは、Windows(R)/Solarisで使用できます。


CORBAクライアントとトランザクションアプリケーションとの連携

CORBAの分散オブジェクト環境において、クライアントアプリケーションとサーバアプリケーション間で通信します。ワークユニットを利用したアプリケーションが複数のサーバシステムに分散して配置されているデータベースを利用する業務に適しています。ワークユニットを利用することにより、サーバ側の運用操作を一元管理したり、アプリケーションと別にアプリケーションの実行環境を管理したりすることができます。
アプリケーションは、C言語/C++言語/Java言語/COBOLで作成します。COBOLは、Windows(R)/Solarisで使用できます。


注意

Java言語は、クライアントアプリケーション作成時に利用できます。


EJBクライアントアプリケーションとEJBサーバアプリケーションとの連携

EJBクライアントアプリケーションとEJBサーバアプリケーション間で通信します。Java言語を利用してグローバルトランザクション運用を行う業務に適しています。
アプリケーションは、Java言語で作成します。詳細については、「J2EEユーザーズガイド(旧版互換)」を参照してください。