Interstage シングル・サインオンは、以下のメッセージをカスタマイズすることができます。
メッセージのカスタマイズは、HTML形式のメッセージファイルを編集することにより行います。
メッセージファイルは、日本語版と英語版を用意しています。クライアントのWebブラウザに設定した言語に応じて編集するメッセージファイルを選択してください。
なお、クライアントのWebブラウザの言語設定に日本語以外が設定されている場合は、英語版のメッセージが表示されます。
フォーム認証時に表示されるメッセージ
フォーム認証時に表示されるメッセージをカスタマイズすることができます。メッセージのカスタマイズは認証サーバを構築したマシンで、認証サーバが停止した状態で行ってください。
なお、すでに、負荷分散のため認証サーバを追加している場合は、追加した認証サーバに対しても、同様に、メッセージをカスタマイズしてください。追加した認証サーバに対するメッセージのカスタマイズは、移出マシンから移入マシン(追加した認証サーバ)に対して、メッセージをコピーするようにしてください。
メッセージファイルは、以下のディレクトリに格納しています。メッセージを編集する際は“5.1.9 メッセージファイルのアクセス権限の設定”を参照し、メッセージファイルのアクセス権限を確認してください。
C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\pub\template\
/etc/opt/FJSVssoac/pub/template/
また、誤った操作で、メッセージファイルを破壊してしまった場合などは、以下に格納されているオリジナルファイルを格納先にコピーして使用することができます。
C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\pub\original\template\
/opt/FJSVssoac/pub/original/template/
No. | メッセージを表示する要因 | 表示するメッセージ内容 | メッセージファイル名 |
1 | 保護リソースにアクセスしていない状態で、フォーム認証ページより直接サインオンしました。 | Welcome to Single Sign-on. | 200auth_succeeded_en.template (*2) |
シングル・サインオンへようこそ。 | 200auth_succeeded_ja.template (*2) | ||
2 | サインオフしました。 | The sign off it did. | 200signoff_en.template (*2) |
サインオフしました。 | 200signoff_ja.template (*2) | ||
3 | 前回のサインオン日時を通知しました。 | Last sign-on time : MM/DD/YYYY hh:mm:ss | 200lastsignontime_en.template (*2)(*3) |
前回サインオン日時 : YYYY年MM月DD日 hh時mm分ss秒 | 200lastsignontime_ja.template (*2)(*3) | ||
4 | フォーム認証を行います。 | Enter your user name and password. | 200auth_form_en.template (*4) |
ユーザ名、およびパスワードを入力してください。 | 200auth_form_ja.template (*4) | ||
5 | ユーザ名、パスワードに誤りがあります。 | User name or password is incorrect. | 200passwderr_form_en.template (*4) |
ユーザ名、またはパスワードが正しくありません。 | 200passwderr_form_ja.template (*4) | ||
6 | 期限切れなどが原因で認証情報は無効なため、認証操作をやり直す必要があります。 | Authentication has been expired. | 200authexpired_en.template (*4) |
認証の有効期限が切れています。 | 200authexpired_ja.template (*4) | ||
7 | サインオフするかどうか確認します。 | Sign-off? | 200querysignoff_en.template (*2)(*5) |
サインオフしますか? | 200querysignoff_ja.template (*2)(*5) | ||
8 | アイドル監視時間を超過しタイムアウトが発生したため、認証操作をやり直す必要があります。 | Timed out, session is unavailable. | 200timedout_en.template (*4) |
タイムアウトが発生したためセションは無効です。 | 200timedout_ja.template (*4) | ||
9 | すでにサインオンしている状態ですが、サインオンしなおすかどうか確認します。 | This user has already signed-on. Sign-on again? | 200queryforcedsignon_en.template (*2)(*6) |
このユーザですでにサインオンしています。サインオンし直しますか? | 200queryforcedsignon_ja.template (*2)(*6) | ||
10 | 複数のページで同時に認証を行いました。または、認証中に別の保護リソースにアクセスがありました。 | Waiting for authentication from another window or page... | 200check_duplication_auth_en.template (*2)(*7) |
他の画面で認証されるのを待っています。 | 200check_duplication_auth_jp.template (*2)(*7) | ||
11 | 認証済みの状態で、フォーム認証ページにアクセスがありました。 | User was already authenticated. | 403alreadyauth_en.template (*2) |
すでに認証済みです。 | 403alreadyauth_ja.template (*2) | ||
12 | 統合Windows認証に失敗しました。 | Authentication failed. | 403auth_failed_en.template (*2) |
認証に失敗しました。 | 403auth_failed_ja.template (*2) | ||
13 | 証明書が提示されませんでした。誤った証明書が提示されました。または、証明書に該当するユーザ情報が見つかりません。(*1) | Certificate authentication is needed. | 403requestcert_en.template (*2) |
証明書による認証が必要です。 | 403requestcert_ja.template (*2) | ||
14 | 指定された証明書が壊れています。または、証明書にユーザを特定する情報が見つかりません。 | Certificate is invalid. | 403certinvalid_en.template (*2) |
証明書は無効です。 | 403certinvalid_ja.template (*2) | ||
15 | 証明書の有効期限が切れています。 | Certificate has expired. | 403certexpired_en.template (*2) |
証明書は有効期限切れです。 | 403certexpired_ja.template (*2) | ||
16 | 指定した証明書は失効しています。 | Certificate has been revoked. | 403certrevoke_en.template (*2) |
証明書は失効しています。 | 403certrevoke_ja.template (*2) | ||
17 | パスワードの再入力に規定回数失敗したため、ロックアウトされました。(*1) | User was locked out. | 403locked_en.template (*2) |
ユーザはロックされました。 | 403locked_ja.template (*2) | ||
18 | ユーザがロックアウトされた状態のため、Interstage シングル・サインオンが管理しているリソースにアクセスできません。(*1) | User has been locked. | 403alreadylocked_en.template (*2) |
ユーザはロックされています。 | 403alreadylocked_ja.template (*2) | ||
19 | 利用者の識別情報がリポジトリに重複して登録されているため、指定されたリソースにアクセスできませんでした。(*1) | User is duplicated. | 403notspecified_en.template (*2) |
ユーザが重複して登録されています。 | 403notspecified_ja.template (*2) | ||
20 | 有効期間開始前であるか、有効期間が過ぎているため利用者は無効です。無効な利用者はInterstage シングル・サインオンが管理しているリソースにアクセスできません。(*1) | User is not available. | 403notavailable_en.template (*2) |
ユーザは無効です。 | 403notavailable_ja.template (*2) | ||
21 | SSOリポジトリにユーザ情報が見つかりませんでした。(*1) | User has not been found. | 403noentry_en.template (*2) |
ユーザが見つかりませんでした。 | 403noentry_ja.template (*2) | ||
22 | すでにサインオンしているユーザへのサービスを要求されましたが、サインオンされていませんでした。 | Sign-on is not done. | 403notsignon_en.template (*2) |
サインオンされていません。 | 403notsignon_ja.template (*2) | ||
23 | サインオフ問い合わせページで、サインオフを取り消しました。 | Sign-off was canceled. | 403cancelesignoff_en.template (*2) |
サインオフを取り消しました。 | 403cancelesignoff_ja.template (*2) | ||
24 | 強制サインオン問い合わせページで、強制サインオンを取り消しました。 | Sign-on was canceled. | 403cancelforcedsignon_en.template (*2) |
サインオンを取り消しました。 | 403cancelforcedsignon_ja.template (*2) | ||
25 | すでにサインオンしている状態で再度サインオンを行いました。多重サインオンが抑止されているため、サインオンすることができません。 | Failed to sign-on. This user has already signed-on. | 403session_already_exist_en.template (*2) |
このユーザですでにサインオンしています。サインオンできません。 | 403session_already_exist_ja.template (*2) | ||
26 | サインオフに必要な情報が失われているため、サインオフできませんでした。 | Failed to Sign-off. Please close web browser. | 403signoff_failed_en.template (*2) |
サインオフできませんでした。Webブラウザを閉じてください。 | 403signoff_failed_ja.template (*2) | ||
27 | シングル・サインオンの運用で内部異常が発生しました。 | An internal error has occurred. | 500internalerr_en.template (*2) |
内部エラーが発生しました。 | 500internalerr_ja.template (*2) |
(*1)認証サーバの環境設定で[利用者への認証失敗原因の通知]に[通知しない]を指定した場合は、メッセージ「ユーザ名、またはパスワードが正しくありません。」に統一されます。[利用者への認証失敗原因の通知]については、Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[業務システムとの通信の設定]で設定します。
(*2)本メッセージファイルには、認証用のフォームタグを含めないでください。認証用のフォームタグを含めた場合、認証が正しく行われない可能性があります。
(*3)本メッセージファイルには、認証サーバで前回サインオン日時が自動的に埋め込まれます。
(*4)本メッセージファイルには、あらかじめ認証用のフォームタグが含まれています。認証用のフォームタグの仕様については、“5.1.3 認証用フォームタグの仕様”を参照してください。
(*5)本メッセージファイルには、あらかじめサインオフ問い合わせ用のフォームタグが含まれています。サインオフ問い合わせ用のフォームタグの仕様については、“5.1.5 サインオフ問い合わせページ用フォームタグの仕様”を参照してください。
(*6)本メッセージファイルには、あらかじめ強制サインオン問い合わせ用のフォームタグが含まれています。強制サインオン問い合わせ用のフォームタグの仕様については、“5.1.4 強制サインオン問い合わせページ用フォームタグの仕様”を参照してください。
(*7)本メッセージファイルには、あらかじめ同時認証確認用のタグが含まれています。同時認証確認用のタグの仕様については、“5.1.6 同時認証確認画面用タグの仕様”を参照してください。
認証時に発生するエラー要因に対するメッセージ
認証時に発生する以下に示すエラー要因に対するメッセージをカスタマイズすることができます。メッセージのカスタマイズは認証サーバを構築したマシンで、認証サーバが停止した状態で行ってください。
なお、すでに、負荷分散のため認証サーバを追加している場合は、追加した認証サーバに対しても、同様に、メッセージをカスタマイズしてください。追加した認証サーバに対するエラーメッセージのカスタマイズは、移出マシンから移入マシン(追加した認証サーバ)に対して、エラーメッセージをコピーするようにしてください。
メッセージファイルは、以下のディレクトリに格納しています。メッセージを編集する際は“5.1.9 メッセージファイルのアクセス権限の設定”を参照し、メッセージファイルのアクセス権限を確認してください。
C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\pub\template\
/etc/opt/FJSVssoac/pub/template/
また、誤った操作で、メッセージファイルを破壊してしまった場合などは、以下に格納されているオリジナルファイルを格納先にコピーして使用することができます。
C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\pub\original\template\
/opt/FJSVssoac/pub/original/template/
No. | メッセージを表示するエラー要因 | 表示するメッセージ内容 | メッセージファイル名 |
1 | 複数のページで同時に認証を行いました。または、認証中に別の保護リソースにアクセスがありました。 | Waiting for authentication from another window or page... | 200check_duplication_auth_en.template (*2) |
他の画面で認証されるのを待っています。 | 200check_duplication_auth_jp.template (*2) | ||
2 | ユーザ名、パスワードに誤りがあります。または、証明書に該当するユーザ情報が見つかりません。 | User name or password is incorrect. | 401passwderr_en.template |
ユーザ名、またはパスワードが正しくありません。 | 401passwderr_ja.template | ||
3 | 統合Windows認証に失敗しました。 | Authentication failed. | 403auth_failed_en.template |
認証に失敗しました。 | 403auth_failed_ja.template | ||
4 | 証明書が提示されませんでした。誤った証明書が提示されました。または、証明書に該当するユーザ情報が見つかりません。(*1) | Certificate authentication is needed. | 403requestcert_en.template |
証明書による認証が必要です。 | 403requestcert_ja.template | ||
5 | 指定された証明書が壊れています。または、証明書にユーザを特定する情報が見つかりません。 | Certificate is invalid. | 403certinvalid_en.template |
証明書は無効です。 | 403certinvalid_ja.template | ||
6 | 証明書の有効期限が切れています。 | Certificate has expired. | 403certexpired_en.template |
証明書は有効期限切れです。 | 403certexpired_ja.template | ||
7 | 指定した証明書は失効しています。 | Certificate has been revoked. | 403certrevoke_en.template |
証明書は失効しています。 | 403certrevoke_ja.template | ||
8 | パスワードの再入力に規定回数失敗したため、ロックアウトされました。(*1) | User was locked out. | 403locked_en.template |
ユーザはロックされました。 | 403locked_ja.template | ||
9 | ユーザがロックアウトされた状態のため、Interstage シングル・サインオンが管理しているリソースにアクセスできません。(*1) | User has been locked. | 403alreadylocked_en.template |
ユーザはロックされています。 | 403alreadylocked_ja.template | ||
10 | 利用者の識別情報がリポジトリに重複して登録されているため、指定されたリソースにアクセスできませんでした。(*1) | User is duplicated. | 403notspecified_en.template |
ユーザが重複して登録されています。 | 403notspecified_ja.template | ||
11 | 有効期間開始前であるか、有効期間が過ぎているため利用者は無効です。無効な利用者はInterstage シングル・サインオンが管理しているリソースにアクセスできません。(*1) | User is not available. | 403notavailable_en.template |
ユーザは無効です。 | 403notavailable_ja.template | ||
12 | SSOリポジトリにユーザ情報が見つかりませんでした。(*1) | User has not been found. | 403noentry_en.template |
ユーザが見つかりませんでした。 | 403noentry_ja.template | ||
13 | サインオフに必要な情報が失われているため、サインオフできませんでした。 | Failed to Sign-off. Please close web browser. | 403signoff_failed_en.template |
サインオフできませんでした。Webブラウザを閉じてください。 | 403signoff_failed_ja.template | ||
14 | シングル・サインオンの運用で内部異常が発生しました。 | An internal error has occurred. | 500internalerr_en.template |
内部エラーが発生しました。 | 500internalerr_ja.template |
(*1)認証サーバの環境設定で[利用者への認証失敗原因の通知]に[通知しない]を指定した場合は、メッセージ「ユーザ名、またはパスワードが正しくありません。」に統一されます。[利用者への認証失敗原因の通知]については、Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[業務システムとの通信の設定]で設定します。
(*2)本メッセージファイルには、あらかじめ同時認証確認用のタグが含まれています。同時認証確認用のタグの仕様については、“5.1.6 同時認証確認画面用タグの仕様”を参照してください。
統合Windows認証時に表示されるメッセージ
統合Windows認証時に表示されるメッセージをカスタマイズすることができます。メッセージのカスタマイズは認証サーバを構築したマシンで、認証サーバが停止した状態で行ってください。
なお、すでに、負荷分散のため認証サーバを追加している場合は、追加した認証サーバに対しても、同様に、メッセージをカスタマイズしてください。追加した認証サーバに対するメッセージのカスタマイズは、移出マシンから移入マシン(追加した認証サーバ)に対して、メッセージをコピーするようにしてください。
メッセージファイルは、以下のディレクトリに格納しています。メッセージを編集する際は“5.1.9 メッセージファイルのアクセス権限の設定”を参照し、メッセージファイルのアクセス権限を確認してください。
C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\webapps\winauth\custom\page\
/etc/opt/FJSVssoac/webapps/winauth/custom/page/
また、誤った操作で、メッセージファイルを破壊してしまった場合などは、以下に格納されているオリジナルファイルを格納先にコピーして使用することができます。
C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\webapps\winauth\original\page\
/etc/opt/FJSVssoac/webapps/winauth/original/page/
No. | メッセージを表示するエラー要因 | 表示するメッセージ内容 | メッセージファイル名 |
1 | 初回認証時に統合Windows認証によるサインオンを行うかかどうか確認します。 | Do you want to sign on using Integrated Windows Authentication? | 200_confirm_winauth_en.html(*1) |
統合Windows認証でサインオンしますか? | 200_confirm_winauth_ja.html(*1) | ||
2 | アイドル監視時間を超過しタイムアウトが発生したため、統合Windows認証によるサインオンを行うかかどうか確認します。 | Timed out, session is unavailable. | 200_confirm_timeout_en.html(*1) |
タイムアウトが発生したためセションは無効です。 | 200_confirm_timeout_ja.html(*1) | ||
3 | 認証の有効期限が切れているため、統合Windows認証によるサインオンを行うかかどうか確認します。 | Authentication has been expired. | 200_confirm_expired_en.html(*1) |
認証の有効期限が切れています。 | 200_confirm_expired_ja.html(*1) | ||
4 | 統合Windows認証によるサインオンをキャンセルしました。 | Sign on using Integrated Windows Authentication was canceled. | 200_winauth_cancel_en.html |
統合Windows認証によるサインオンをキャンセルしました。 | 200_winauth_cancel_ja.html | ||
5 | ブラウザが統合Windows認証を行う設定になっていません。 | User authentication is required. | 401_request_winauth_en.html |
ユーザ認証が必要です。 | 401_request_winauth_ja.html | ||
6 | 統合Windows認証に失敗しました。 | Integrated Windows Authentication failed. | 403_winauth_failed_en.html |
統合Windows認証に失敗しました。 | 403_winauth_failed_ja.html | ||
7 | 認証リクエストが受け付けられません。 | Invalid operation. | 403_winauth_invalid_en.html |
無効な操作です。 | 403_winauth_invalid_ja.html | ||
8 | シングル・サインオンの運用で内部異常が発生しました。 | An internal error has occurred. | 500_internal_error_en.html(*2) |
内部エラーが発生しました。 | 500_internal_error_ja.html(*2) |
(*1)本メッセージファイルには、あらかじめ統合Windows認証時に表示されるメッセージ用のタグが含まれています。統合Windows認証時に表示されるメッセージ用のタグの仕様については、“5.1.8 統合Windows認証時に表示されるメッセージ用のタグの仕様”を参照してください。
(*2) 本メッセージファイルは、ファイルのサイズが512バイト以上になるようにカスタマイズしてください。512バイト未満の場合、カスタマイズしたメッセージファイルが正常に表示されない場合があります。
認可時に発生するエラー要因に対するメッセージ
認可時に発生する以下に示すエラー要因に対するメッセージをカスタマイズすることができます。メッセージは業務サーバ単位でカスタマイズし、運用できます。メッセージのカスタマイズは業務サーバを構築したマシンで、業務サーバが停止した状態で行ってください。
なお、すでに、負荷分散のため業務サーバを追加している場合は、追加した業務サーバに対しても、同様に、メッセージをカスタマイズしてください。追加した業務サーバに対するエラーメッセージのカスタマイズは、移出マシンから移入マシン(追加した業務サーバ)に対して、エラーメッセージをコピーするようにしてください。
メッセージファイルは、以下のディレクトリに格納しています。メッセージを編集する際は“5.1.9 メッセージファイルのアクセス権限の設定”を参照し、メッセージファイルのアクセス権限を確認してください。
C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\pub\template\
/etc/opt/FJSVssoaz/pub/template/
また、誤った操作で、メッセージファイルを破壊してしまった場合などは、以下に格納されているオリジナルファイルを格納先にコピーして使用することができます。
C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\pub\original\template\
/opt/FJSVssoaz/pub/original/template/
No. | メッセージを表示するエラー要因 | 表示するメッセージ内容 | メッセージファイル名 |
1 | POSTリクエストに対して認証を行います。 | Click the link below to open the Authentication window. Check that the authentication server is correct, and then complete the authentication procedure. | 200postauth_en.template (*1) |
POSTリクエスト時にアイドル監視でタイムアウトが発生しました。 | |||
POSTリクエスト時に認証の有効期限が切れていました。 | 以下のリンクをクリックして認証画面を表示し、正しい認証サーバか確認のうえ認証してください。 | 200postauth_ja.template (*1) | |
業務システムの初回アクセス時にPOSTリクエストを送信しました。 | |||
2 | POSTリクエストに対する認証操作を中断後、再度認証操作を実施しました。 | Authentication was successful. | 200closeerr_en.template |
認証に成功しました。 | 200closeerr_ja.template | ||
3 | アクセスに必要なロールをユーザが保持していないため、コンテンツを公開できません。 | Access is not allowed. | 403roleerr_en.template (*3) |
アクセスは許可されていません。 | 403roleerr_ja.template (*3) | ||
4 | ブラウザがCookieを受け付けない設定になっています。 | Browser does not accept cookies. | 403cookieerr_en.template (*3) |
ブラウザがcookieを受け付けません。 | 403cookieerr_ja.template (*3) | ||
5 | 期限切れなどが原因で認証情報は無効なため、認証操作をやり直す必要があります。 | Authentication has been expired. | 403postdecodeerr_en.template (*3) |
認証の有効期限が切れています。 | 403postdecodeerr_ja.template (*3) | ||
6 | 認証情報がありません。 | Authentication is needed. Try again after authentication. | 403postrequesterr_en.template (*3) |
認証が必要です。認証を行ってからやり直してください。 | 403postrequesterr_ja.template (*3) | ||
7 | 認証情報が正しくありません。認証時に認証サーバへアクセスした時のIPアドレスと、業務サーバへアクセスした時のIPアドレスが異なっている可能性があります。 | Authentication information is invalid. | 403ipcheckerr_en.template (*3) |
認証情報が正しくありません。 | 403ipcheckerr_ja.template (*3) | ||
8 | 長いファイル名から生成される8.3形式ファイル名には対応していません。また、“.”で終わるフォルダ名/ファイル名などを含むURLには対応していません。 | Requested path is invalid form. |
|
要求されたパスは形式が不正です。 |
| ||
9 | シングル・サインオンの運用で内部異常が発生しました。 | An internal error has occurred. | 500internalerr_en.template (*3) |
内部エラーが発生しました。 | 500internalerr_ja.template (*3) |
(*1)本メッセージファイルには、あらかじめ未認証画面用のタグが含まれています。未認証画面用のタグの仕様については、“5.1.7 未認証画面用タグの仕様”を参照してください。
(*2)Windows(R)の場合だけ使用するメッセージファイルです。
(*3)Microsoft(R) Internet Information Services 7.0以降を使用する場合、本メッセージファイルは表示されず、以下に示すMicrosoft(R) Internet Information Servicesのエラーページが表示されます。運用に応じてMicrosoft(R) Internet Information Servicesのエラーページをカスタマイズしてください。
メッセージファイル名が403で始まるメッセージ
Microsoft(R) Internet Information Servicesの状態コード403のエラーページ
メッセージファイル名が500で始まるメッセージ
Microsoft(R) Internet Information Servicesの状態コード500のエラーページ