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Interstage Studio ユーザーズガイド
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6.2.9 Entity Beanを使用したJava EEアプリケーションを開発する

Java EEアプリケーションの開発としては、EJB 3.0から使用可能となったJava Persistence APIの利用を推奨していますが、EJB2.1までの仕様として使われていたEntity Bean(エンティティビーン)を利用した開発も可能です。

EJB2.0/EJB2.1に準拠していれば、J2EEの場合と同様に開発を行うことができます。詳細については"付録C J2EE1.4アプリケーションの開発について"を参照してください。

ここでは、J2EEの場合と異なる点について説明します。

6.2.9.1 CMP2.0リレーションを定義する

EJB2.0/EJB2.1に準拠したContainer-managed persistence Entity Beanのリレーションは、CMP2.0 リレーション定義ウィザードで定義します。

Java EEアプリケーションの場合でも、J2EEと同じ方法で作成することができます。

詳細については、"C.2.3 CMP Entity Beanを開発する"を参照してください。

注意

Java EEコンテナ向けCMP2.0リレーション定義は、J2EEの場合と動作が異なる点があります。

  • DB参照を行った場合のみ、DBスキーマファイルの生成/更新が可能になります。DB参照を行わなかった場合は、DBスキーマファイルは生成/更新されません。DBスキーマファイルの生成/更新については別途、"CMP2.0JavaEE環境への更新"ウィザードを使用してください。

  • 多重度に"One:One"を指定した場合で、Bean A/Bを参照するフィールド名を両方指定すると検証機能でエラーが発生します。フィールド名を片方のみの指定にするか、マッピング A/Bタブのカラムを削除して双方向の関連付けがないようにしてください。