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Interstage Shunsaku Data Manager データベース連携ガイド
Interstage

2.3.3 XML形式のデータ構造の検討

ここでは、CSV形式のデータを、どのようなXML形式のデータに変換するかを設計します。Shunsakuに取り込むXML形式のデータ構造を業務に合わせて設計する必要があります。


XML形式のデータ構造は、マッピングルールファイルで定義します。
マッピングルールファイルは、CSV形式のデータをShunsakuに取込み可能なXML形式のデータに変換するための定義です。

マッピングルールファイルの詳細は、“アプリケーション開発ガイド”を参照してください。


マッピングルールの作成例

CSV形式のデータからXML形式のデータを生成するマッピングルールの作成例を以下に示します。


変換元のデータ(CSV形式)

"001","GOLD","KING","A01","A01","TOKYO"
"002","SILVER","BISHOP","A02","A02","NEWYORK"
"002","SILVER","BISHOP","A02","A02","BOSTON"

ルートタグ“PERSON”の要素となるXML形式のデータを生成するパターンのマッピングルールを、以下に示します。


マッピングルール

<?xml version="1.0"?>
<MappingRule>
        <documentRule id="P0" def="no" />
        <parentRule id="p1" tagname="PERSON" />
        <columnRule id="c1" colno="1" tagname="NUM" parent="p1" />
        <columnRule id="c2" colno="2" tagname="COLOR" parent="p1" />
        <columnRule id="c3" colno="3" tagname="JOB" parent="p1" />
        <columnRule id="c4" colno="4" tagname="CODE1" parent="p1" />
        <columnRule id="c5" colno="5" tagname="CODE2" parent="p1" />
        <columnRule id="c6" colno="6" tagname="CITY" parent="p1" />
</MappingRule>

上記マッピングルールから出力されるXML形式のデータは、以下のようになります。


変換後のデータ(XML形式)

<PERSON>
  <NUM>001</NUM>
  <COLOR>GOLD</COLOR>
  <JOB>KING</JOB>
  <CODE1>A01</CODE1>
  <CODE2>A01</CODE2>
  <CITY>TOKYO</CITY>
</PERSON>
<PERSON>
  <NUM>002</NUM>
  <COLOR>SILVER</COLOR>
  <JOB>BISHOP</JOB>
  <CODE1>A02</CODE1>
  <CODE2>A02</CODE2>
  <CITY>NEWYORK</CITY>
</PERSON>
<PERSON>
  <NUM>002</NUM>
  <COLOR>SILVER</COLOR>
  <JOB>BISHOP</JOB>
  <CODE1>A02</CODE1>
  <CODE2>A02</CODE2>
  <CITY>BOSTON</CITY>
</PERSON>