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Interstage Application Server/Interstage Web Server 使用上の注意
Interstage

Enterprise Edition2.7 MessageQueueDirectorの注意事項

メッセージ格納ファイルとしてローデバイスを使用する場合

ローデバイスファイルを使用する場合、ローデバイスの領域量は必ず2Gバイト以下にしてください。2Gを超える領域を指定すると、mqdsetupコマンドが復帰しなくなります。


メッセージ格納ファイルとしてデータベースを使用する場合

種別

名前

機能概要

コマンド

mqdsetup

環境作成

mqdmcassetup

同報配信のサービス環境作成

mqdmcasunsetup

同報配信のサービス環境削除

mqdnsgwsetup

イベントチャネル連携のサービス環境作成

mqdnsgwunsetup

イベントチャネル連携のサービス環境削除

mqdscomsetup

SMTP連携のサービス環境作成

mqdscomunsetup

SMTP連携のサービス環境削除

mqdcrtq

メッセージキューの作成

mqddltq

メッセージキューの削除

API COBOL言語

MQDCREATEQ

メッセージキューの作成

MQDDELETEQ

メッセージキューの削除

API C言語

mqd_createq

メッセージキューの作成

mqd_deleteq

メッセージキューの削除


[MQDConfiguration]セクションのMessageBufferMaxSize に指定する値について

省略値は80Mbyte ですが、送信可能な最大メッセージ(64Mbyte)を送信する場合、少なくとも160Mbyte に設定してください。設定値が小さな場合、メモリ不足が発生することがあります。


定義に指定する値に誤りがあった場合の動作について

MQDでは、定義の指定値に誤りがあった場合、省略値を採用して動作する場合や、無視して動作する場合があります。SMTP連携サービスのサービス定義において以下の定義が該当します。

セクション名

ステートメント名

挙動

SMTP_MAIN

retry

省略値を採用します

connect

省略値を採用します

MXHost

無視します

QUEUE

encode

省略値を採用します

destination

セクション全体を無視します

address

セクション全体を無視します


シグナル操作について

MQDを使用するアプリケーションや、MQDの拡張機能をシグナルを使用して停止することはできません。アプリケーションを強制的に停止する場合は、mqdtermaplコマンドを使用してください。また、MQDの拡張機能を強制的に停止する場合は、MQDシステムを強制的に停止してください。MQDを使用するアプリケーションや、MQDの拡張機能をシグナルを使用して停止した場合、MQDシステムが異常終了する可能性があります。


タスクマネージャ操作について

MQDを使用するアプリケーションや、MQDの拡張機能をタスクマネージャを使用して停止することはできません。アプリケーションを強制的に停止する場合は、mqdtermaplコマンドを使用してください。また、MQDの拡張機能を強制的に停止する場合は、MQDシステムを強制的に停止してください。MQDを使用するアプリケーションや、MQDの拡張機能をタスクマネージャを使用して停止した場合、MQDシステムが異常終了する可能性があります。


Windows版MessageQueueDirectorについて

Windows Server(R) x64 Editionsを前提基本ソフトウェアとしたInterstage Application ServerでのMessageQueueDirectorの提供機能は以下の通りです。詳細機能で未提供の機能もありますので、提供機能の詳細については「MessageQueueDirector説明書」を参照してください。

以下の機能は提供されません。

Linux版MessageQueueDirectorについて

Linuxを前提基本ソフトウェアとしたInterstage Application ServerでのMessageQueueDirectorの提供機能は以下の通りです。詳細機能で未提供の機能もありますので、提供機能の詳細については「MessageQueueDirector説明書」を参照してください。

以下の機能は提供されません。