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Interstage Application Server/Interstage Web Server 使用上の注意
Interstage

Enterprise EditionStandard-J Edition2.5.18 統合Windows認証に関する注意事項

連携するActive Directoryのドメインに認証サーバが登録されている場合、ネットワークに関して、以下のいずれかの設定が必要です。 (注)
) 認証サーバの前にロードバランサなどを配置し、認証基盤のFQDNが、認証サーバのFQDNと異なるように環境構築を行う場合、本設定は不要です。

ここで、以下の環境を例に、上記設定の具体的な方法について説明します。

  • 認証サーバのホスト名:authserver

  • Active Directoryのドメイン:ad.local

  • 認証サーバのFQDN:authserver.ad.local


設定1

Active Directoryとは異なるドメインとして、「fujitsu.com」を用意した場合の例を説明します。

この場合、「authserver.fujitsu.com」というFQDNを用いて、認証サーバへアクセスします。
まず、「authserver.fujitsu.com」で、認証サーバの名前解決が行えるようにDNSサーバの設定を行ってください。
その後、認証サーバのFQDNとして「authserver.fujitsu.com」を用いて、認証基盤の環境構築、および統合Windows認証の環境設定を行ってください。


設定2

認証サーバのホスト名とは異なるホスト名として、「ssoauth」を用意した場合の例を説明します。

この場合、「ssoauth.ad.local」というFQDNを用いて、認証サーバへアクセスします。
まず、「ssoauth.ad.local」で、認証サーバの名前解決が行えるようにDNSサーバの設定を行ってください。
その後、認証サーバのFQDNとして「ssoauth.ad.local」を用いて、認証基盤の環境構築、および統合Windows認証の環境設定を行ってください。