認証サーバ間連携を行う場合の注意事項
以下の点に注意してください。
フォーム認証ページや、サインオフ確認ページなど、利用者が操作するページが表示された場合は、そのコンテンツが提供している操作以外のことは行わないでください。
すでに他社のシングル・サインオンシステムと連携を行っているInterstage シングル・サインオンシステムとの連携は行わないでください。
セションの管理を行わないシステムと連携する場合の注意事項
セションの管理を行わないシステムと連携する場合は、以下の点に注意してください。
セションの管理を行わないシステム同士で認証サーバ間連携を行うことはできません。
セションの管理を行うシステムと行わないシステムで連携した場合、セションの管理を行わないシステムで認証を行うことはできません。セションの管理を行わないシステムをセションの管理を行うシステムに移行するか、セションの管理を行わないシステムのユーザ情報をセションの管理を行うシステムのSSOリポジトリに移行してください。
セションの管理を行わないシステムでは、セションを監視できません。そのため、セションの管理を行うシステムと行わないシステムで連携した場合、セションの管理機能の動作がシステムによって以下のように異なります。
サインオフ
セションの管理を行っていないInterstage シングル・サインオンシステムでは、サインオフが行えません。
セションの管理を行っていないInterstage シングル・サインオンシステムの業務サーバにアクセスした状態で、サインオフを行った場合、「サインオフできませんでした。Webブラウザを閉じてください。」と画面が表示され、利用者のサインオフに失敗します。
強制サインオン
再認証の間隔が経過した後に、すでにサインオンしている利用者のセションが無効になります。
強制サインオフ
セションの管理を行っていないInterstage シングル・サインオンシステムでは強制サインオフが行えません。強制サインオフコマンドを実行した場合、以下のエラーメッセージが出力されます。
[0114]セション管理運用を行うリポジトリサーバ(更新系)が構築されていません
なお、利用者のセションは、再認証の間隔が経過した後に無効になります。
アイドル監視
セションの管理を行っていないInterstage シングル・サインオンシステムでは、アイドル状態を監視しません。再認証の間隔が経過した後に、利用者のセションが無効になります。
他社のシングル・サインオンシステムと連携する場合の注意事項
他社のシングル・サインオンシステムと連携する場合は、以下の点に注意してください。
他社のシングル・サインオンシステムと連携を行っている環境が複数存在する運用は行わないでください。
他社のシングル・サインオンシステムと連携する運用をやめる場合は、利用者に認証を行うシステムの解除を必ず実施するよう運用指導してください。