Interstageのサーバ機能をインストールしたシステムから、グローバルサーバ上のネーミングサービスを使用する場合には、以下の設定を行う必要があります。
設定方法
Interstageのサーバ機能をインストールしたシステムにおいて、リモートホストのネーミングサービスを使用するように設定されていない場合は、isinitまたはismodisyserviceコマンドによりリモートホストのネーミングサービスを使用するように変更します。
リモートホストのネーミングサービスを使用している環境で、以下のコマンドを実行してイニシャルサービスからネーミングサービスの設定を削除します。
odsetns -d
odsetnsコマンドについて
odsetnsコマンド実行時は、CORBAサービスが起動されている、かつネーミングサービスが停止している必要があります。また、isinit、ismodisyservice(またはodadmin)コマンドを実行するたびに実行する必要があります。
odsetnsコマンドで表示されるメッセージと意味を以下に示します。以下以外のエラーが発生した場合、技術員に連絡してください。
odsetns : error occurred code = 101
odsetns : reason = IDL:FJ/ImplementationBusy:1.0
ネーミングサービスが起動されています。ネーミングサービスを停止後、再度本コマンドを実行してください。
odsetns : error occurred code = 1
odsetns : reason = IDL:CORBA/StExcep/UNKNOWN:1.0
CORBAサービスが起動されていません。CORBAサービスを起動後、再度本コマンドを実行してください。
備考
グローバルサーバ上のInterstageとの連携において、グローバルサーバ側の必要な製品については、「インストールガイド」を参照してください。
CORBAサービスだけを起動する場合、以下の手順で行ってください。
Interstageを強制停止します。
isstop -f
CORBAサービスを起動します。
サービス画面から「OD_start」を開始して、CORBAサービスを起動します。
以下のコマンドを実行して、CORBAサービスを起動します。
/opt/FSUNod/bin/OD_start