ネーミングサービスのオブジェクトリファレンスにInbound Proxy情報を付加する場合、OD_or_admコマンド実行時に、プロキシ連携使用のための"-r"オプションを指定する必要があります。
以下に、ネーミングサービスのホスト名がns_host、ポート番号が8002の場合のコマンド実行例を示します。"-c", "-a", "-r"オプションは以下の値のとおり指定してください。また、ネーミングサービスのサーバがV3.0とV2.X以前とで指定するオプションが異なりますので、注意してください。
V3.0(以降)の場合
OD_or_adm -c IDL:CosNaming/NamingContextExt:1.0 -a IDL:CosNaming/NamingContext:1.0 -r context.root -h ns_host -p 8002 -x proxy_file -o NSfile
V2以前の場合
OD_or_adm -c IDL:CosNaming/NamingContext:1.0 -r context.root -h ns_host -p 8002 -x proxy_file -o NSfile