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Interstage Application Server/Interstage Web Server 使用上の注意
Interstage

2.1.18 ファイアウォールの設定の注意事項

ファイアウォールが有効になっていることにより、トラブルが発生する場合があります。以下の手順に従って、ファイアウォールのブロックを解除するなど、システムの設定を変更してください。


Interstage ディレクトリサービスInterstage HTTP Serverを使用する場合

Interstage ディレクトリサービス/Interstage HTTP Serverを使用する場合は、事前にファイアウォールのブロックを解除してください。

Interstage ディレクトリサービスを使用する場合は、以下のトラブルが発生する可能性があります。

Interstage HTTP Serverを使用する場合は、以下のトラブルが発生する可能性があります。

ファイアウォールのブロック解除手順について以下に示します。


■ファイアウォールのブロック解除手順
  1. [コントロールパネル]から[Windowsファイアウォール]を開きます。

  2. [全般]タブを選択して、画面の[有効(推奨)]が「オン」になっていること、および[例外を許可しない]にチェックが入っていないことを確認します。

  3. [例外]タブを選択して、[プログラムの追加]ボタンをクリックします。

  4. [参照]ボタンをクリックし、以下を選択して、[開く]ボタンをクリックします。

    • Interstage ディレクトリサービス使用時:「C:\Interstage\IREP\sbin\irepslapd.exe」

    • Interstage HTTP Server使用時:「C:\Interstage\F3FMihs\bin\Apache.exe」

  5. [プログラムの追加]画面の[OK]ボタンをクリックします。

  6. 「プログラムおよびサービス」一覧に、手順4で追加したプログラム名にチェックが入っていることを確認して、[OK]ボタンをクリックします。


■ファイアウォールのブロック解除手順(RHEL5の場合)
  1. [システム]メニューから[管理] > [セキュリティレベルとファイヤーウォールの設定]を開きます。

  2. [ファイアウォールのオプション]タブの[ファイアウォール]が無効である場合、操作は不要です。有効である場合は、以下の操作をしてください。

  3. [ファイアウォールのオプション]タブの[その他のポート]を開きます。

  4. [追加]ボタンを押し、[ポートの追加]画面で、ポート番号を入力します。プロトコルはtcp(デフォルトのまま)を指定し、[OK]ボタンをクリックします。設定するポート番号については、「システム設計ガイド」の「ポート番号」を参照してください。

  5. [セキュリティレベルの設定]画面の[OK]ボタンをクリックします。


■ファイアウォールのブロック解除手順(RHEL6の場合)
  1. [システム]メニューから[管理] > [ファイアーウォール]を開きます。

  2. [ファイアーウォールの設定]画面の[その他のポート]を開きます。

  3. [追加]ボタンを押し、[ポートとプロトコル]画面で、ユーザ定義をチェックし、「ポート / ポート範囲」を入力します。プロトコルはtcp(デフォルトのまま)を指定し、[OK]ボタンをクリックします。設定するポート番号については、「システム設計ガイド」の「ポート番号」を参照してください。

  4. [ファイアーウォールの設定]画面の[適用]ボタンをクリックします。

  5. [ファイアーウォールの設定]画面の[ファイル]メニューから[終了]をクリックします。


Webサーバコネクタの故障監視機能を使用する場合

Windows(R)のファイアウォールが有効になっていることにより、Webサーバコネクタの故障監視機能でIJServerマシンが「故障」の状態になり、クライアントからのリクエストの振り分けが抑止される場合があります。以下の手順で、Webサーバコネクタの振り分け先IJServerマシンのWindows(R)のファイアウォールのブロックを解除してください。

  1. [コントロールパネル]から[Windowsファイアウォール]を開きます。

  2. [詳細]タブを選択して、ICMPグループボックスの[設定]をクリックします。

  3. 「エコー要求の着信を許可する」をチェックし、[OK]ボタンをクリックします。


Enterprise EditionMQ連携サービスを使用する場合

MQ連携サービスのMQDBRIDGEシステムを起動による相手システムに接続することができない場合があります。事前に以下の手順でMQ連携サービスを「通信を許可するプログラム」としてシステムに登録してください。

  1. [コントロールパネル]から[Windowsファイアウォール]を開きます。

  2. [全般]タブの[オン]にチェックが入っていることを確認し、[例外を許可しない]にチェックが入っていないことを確認します。

  3. [例外]タブを選択して、[プログラムの追加]ボタンをクリックします。このとき、以下のファイルを登録します。
    [MQ連携サービスインストールディレクトリ]\bin\mqdbserv.exe

  4. [例外]タブにて上記ファイル名の左にチェックが入っているのを確認して、設定パネルの[OK]ボタンをクリックします。